10月になりました。朝晩が冷えてきて、どんどん秋めいてきましたね。
予報では朝の気温が一桁どころか、道内ではマイナスのこともあるようです。
さて、豊平公園緑のセンター1階アトリウムでは
室内の暖かな環境で育てる花の展示会が明日10月3日から始まります。
「セントポーリア展」です。

北海道セントポーリア愛好会の皆さんの栽培品66鉢が集められ、展示されています。
出品された作品は2日(月)の準備の日に審査が行われ、
全体から選ばれる札幌市長賞、愛好会会長賞、横山安行賞などのほか、
大きさや花の形質、葉の斑が入ったものなどによって5つの部門毎でも優秀作品を選出しています。
下の写真が入賞作品です。

上段の中央に位置しているセントポーリアが今年の一番、札幌市長賞です。

「バックアイ クランベリースパークラー」という品種で、小橋久子さんの作品です。
葉にも斑が入り、ピンクの花の縁にも赤紫の覆輪が入っています。
審査には全体の姿形、葉が均等に出ているか、花の上がりが多く、均等にたくさん咲いているかなど
いくつもの項目があるそうで、部門や品種は関係がないそうです。
2位にあたる愛好会会長賞は「ラベンダードリームSP」という品種で、下の写真の作品です。

薄紫の花弁の中央にラインが入るように白い色が入っているストライプと呼ばれるグループです。
この葉には斑は入ってません。
3位に当たる横山安行賞には「マーズ マルジグラ」という品種の作品が選ばれました。

こちらは紫の花弁に白のストライプの花に、葉にも斑が入っています。
特にこの株は大きさも大きいので見ごたえがあります。
ちなみにこの横山安行賞の横山氏はセントポーリアの魅力の虜となり、
北海道セントポーリア愛好会を創設した方とのことです。
その他にも人気のあるミニ種や下がるようにして花や葉がつくトレイル種など
の出品された作品が並んでいます。
暖かな室内で、セントポーリアを楽しんでみませんか?
展示会期間中は愛好会会員がセントポーリアの相談に乗ってくれます。
また、苗や専用資材の販売もしてくれます(9時~16時、最終日は15時まで)。
展示会期間は 10月3日(火)~10月9日(月祝) 、最終日は15時までです。
さて、月初めですのでセンターだより10月号をお届けします。
下記をクリック↓↓↓↓↓してご覧下さい。
今月の表紙:ナガイモ
今月の作業:コチョウランの植え替えと花後の管理、
Q&A(ダイコンのバーティシリウム黒点病について)、など
野菜として見るナガイモとは違う視点からのお話です。
意外にも記録としてはあまり残されていないようですね。
それでも、北海道内のあちこちで生産されていて、輸出までしていたとは。
昔、ナガイモ畑の収穫の映像を見たことがありますが、
本当に深く掘り、溝の中に立つ人の頭くらいして見えないくらいでした。
最後は人の手で掘り出すそうですが、気をつけないと折れてしまうのだそうです。
コチョウランは近年の冬の住宅の暖かさや
マンションで室温が低くならない、といった住環境の変化で楽しめる植物にも変化があったり、
生産技術の進歩で贈答品でなくともお好みの種類を楽しむ方が増えた、ということもあり、
緑の相談でも質問の多い植物のひとつです。
土を使わない、というだけでも他の植物と違うのですが、
コツをつかむと毎年咲いて楽しませてくれる植物でもあります。
ぜひ、試してみませんか?
Q&Aで出てくるダイコンのバーティシリウム黒点病は畑での収穫したときに気がつき、
緑の相談にも多くお問い合わせいただく質問です。
何より、葉などの残渣は畑に残さない、が鉄則のようです。
朝晩の冷え込みと日中の気温差が激しい季節です。
畑や外での作業、お散歩に行く際は脱ぎ着できる格好をして
風邪等引かぬようご注意くださいね。
今週もセントポーリア展、週後半からはさつき秋季展と展示会が続きます。
また、気持ちのよい季節でもあり、園内にお散歩に来てくださるも多くなる時期です。
駐車場が混み合うことが予想されます。
緑のセンターは地下鉄の出口1・2番からすぐですので、
ぜひ公共交通機関をご利用ください。
アクセス—-☆—————–★————★————★——————
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利ですので、ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568
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