例年になく日々寒い日が続き、外へ出るのをためらってしまう季節。
でも、こんな季節だからこそ、暖かい緑のセンターで季節のお花を楽しんでみませんか?
今日はまずはセンターの開花情報、後半でセンターだより2月号をご紹介しますね。
新センターになってできた2階のホールは
この季節、植物に囲まれてくつろぐにはもってこいの場所になりました。

大きめの観葉植物やお花に囲まれてほっと一息。
お天気の良い日は吹き抜けのガラスから太陽のぬくもりが感じられます。
観葉植物だけではありません。
お花がきれいな植物もちゃんとありますよ。
←ベニヒモノキ(アカリファ ヒスピダ)
トウダイグサ科の熱帯の植物で、赤いひも状の花序がきれいです。
触るとふわふわ。小さな花がぎゅーっと集まっているのにはびっくりします。
緑のセンターのベニヒモノキは鉢の半分が薄いピンクの花なので、
ちょっとおめでたい感じがします。
実は2株植わっているのです。
←シークワシャー
沖縄から台湾にかけて分布するミカン科の植物です。
柑橘のひとつとして果実はお店などでよく見かけますが、
北海道でお花はなかなか見れません。
真っ白なお花がかわいらしいですね。
←フィクス ベンジャミナ
クワ科の植物でイチジクと同じ仲間です。
観葉植物も開花しているのです。
写真の中央付近に丸い粒と言うか、実というか。
じつはこの中にたくさんの花を持っているのです。
中の花が人知れず終わりを告げ、この中に小さな実がたくさんできるのです。
イチジクの実も同じく、花が見られないまま実がなるように見えるので「無花果」ともいいます。
←ドンベヤ ワリッキー
ご存知の方は「今年はドンベヤの話題がないなー」と思っていたかもしれません。
例年ですとお正月明け、昨年はお正月前には開花していました。
今年は蕾が上がる気配がずーっとなくて、
夏にお引越しもしたし、環境も変わったし、今年は難しいかな・・・と思っていたら
ようやく一つ花芽が上がりました。
ピンクの小花が毬状に集まり、枝先からぶら下がって咲きます。
開花すると辺りに甘いシナモンのような香りが漂います。
蕾が少ないので今は偽者のお花がついています。
でもイメージはばっちりですよ。
後はいつ咲いてくれるか・・・楽しみです。
咲きはじめたらまたご案内しますね。
さて、この2階ホールへ行くには階段とエレベーターがあるのですが、
階段の踊り場ではつる状の植物が元気です。

↑ベンガルハヤカズラ(ツンベルギア グランディフロラ)
熱帯アジアに自生するつる性植物です。
つるを階段のフェンスに絡ませて広がるように誘引しています。
和風っぽい薄紫の花が日によっては3,4個、固まって咲いていたりします。
花色のせいか、外の窓から見える園内の樹木と雪を背景に美しくマッチしています。
外の冬ならではの景色とセンター内の南方の穏やかな空気に触れにきてくださいね。
さて、ずいぶん後ろになってしまいましたが、
2月になりましたのでセンターだより2月号をお届けします。
下記をクリック↓↓↓↓↓してご覧ください。
今月の表紙:アスパラガス
今月の作業:観葉植物のコップ差し、野菜作りの基礎知識「肥料について その2」など
表紙のアスパラガスは食卓でおなじみの食用になる種類についてです。
アスパラガスの仲間はお花屋さんで見ることができますが、
そちらは食べられない種類ですのでご注意を。
今月の作業の観葉植物のコップ挿しは
今すぐの作業ではありませんが、知っておくと簡単に増やしたりできて便利です。
新芽が伸びて剪定したときにちょっと一手間でできますよ。
残す葉っぱの面積を減らしたり、軽く縛るのも蒸散を防ぐコツです。
根が出てないうちは葉からの蒸散が多いとエネルギーを使い切ってしまい
発根できなくなってしまうのです。
野菜作りの基礎知識は肥料の種類についてです。
今売られている肥料もたくさんありますが、それぞれの特徴があるので、
まずはどんな肥料があるのか、を知りましょう。
雪かきの合間の一休みに読んでみてくださいね。
豊平公園緑のセンターは冬の間も開館しております。
新センターは地下鉄の駅から目の前ですので非常に便利になりました!
ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」出口1番・2番より徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
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豊平公園緑のセンター(豊平公園管理事務所) 札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
お問い合わせ先:011-811-6568






