今日も雨が降るお天気で、午後からはかなり空気が冷たく感じられました。
それでも少しづつですが、季節は進んでいるようです。
野草園のカタクリとエゾエンゴサクがかなり咲いてきました。

といっても今日は朝はお天気が良かったのですが、
撮影に行ったお昼前は曇り。
カタクリブロックの一番日当たりの良い1/4くらいの部分だけが咲いている状態でした。
でも、そのとき咲いていない部分でも、もう開きそうなほどピンクのがたくさん。
次に晴れたらもっと咲き進むのでしょう。

同じ野草園の中では、キバナノアマナも一番花が咲いていました。

野草園の入って左のブロックではちょっと柵から離れていますが、
シラー シビリカも咲いています。

フクジュソウはほとんど終わりですが、葉が茂ってきたので株が立派に見えます。

園内のほかのエリも見ていきましょう。
センター裏手のハーブ花壇のあたりではラングワートが咲き始め。

タマザキサクラソウは2色咲いています。

お次は樹木園内。
写真はないのですが、チオノドクサが満開、
クロッカスは最初に咲き出した花は終ってきていますが、まだまだきれいです。
中ほどのつつじの下ではキクザキイチゲが咲いています。

肌寒かったせいか、ちょっと閉じ加減ですね。
早く晴れ間がほしいところです。ぱぁーっと開くと、こちらも元気になりますね。
お次は花木。
地下鉄一番出口横にあるヒュウガミズキの生垣が咲いてきています。

下向きの2重ベルのようなレモン色の花がなんとも可愛いお花ですね。
黄色の生垣になりつつありますが、全部きれいに咲くのはもうちょっと先でしょうか。
園内にヒュウガミズキはあと2箇所ありますが、そちらはようやくぽつぽつと咲き出した所。
一番出口横のヒュウガミズキのそばのウメは毎年園内のウメの中で一番最初に咲くのですが、
今日はようやく先端から赤い花弁の塊が見え始めました。

去年ほぼ同じころにはこの状態で、24日ころには咲き始めていましたから、
お天気しだいですが、同じころに咲くとうれしいですね。
センターの前のキタコブシも一輪ですが開きました。

は昨年より蕾が多い気がしますが、いかがでしょう?
一斉に咲いてくれるといいですね。
足元ではヒマラヤユキノシタも咲き始めましたよ。

他にも園内各所のエゾムラサキツツジが咲き始めています。

オオマツユキソウ(ジャイアントスノードロップ)は残念ながら終ってしまいました。
ですが、次々新しいお花が咲いてきますので、お楽しみに!
さて、展示温室では「春のパンジー・ヴィオラ展」が終わり、
今週は一般展示、来週から「ゼラニウム展」が始まります。
といっても、売店ではまだまだパンジー・ヴィオラは販売していますので、
花壇やプランターで寄せ植えはいかがでしょう?
今日は展示室2階のサボテンコーナーから。

和名:センシエビ 学名:Echinocactus triglochidiatus
アメリカアリゾナ州やテキサス州原産のサボテンです。
札幌カクタスクラブの会員さんからお借りした一鉢。
紅橙色の花弁と中心のピンクと黄緑の対比がなんともかわいらしい。
調べると果実は食用になるそうですが、この花なら果実よりお花を見ていたくなります。
アデニウムも満開、アブラギリは咲き始めです。

先日ご紹介した花たちも咲いています。
ぜひ園内のお散歩がてら展示室も見ていって下さいね。
最後に、ゴールデンウィーク中の開館・休館についてですが、
今年もゴールデンウィーク中は通常通り開館しております。
期間中の休館日は5月2日(月)です。
お気をつけください。






