6月は旧暦の「皐月(さつき)」。
サツキの花が咲く時期であることからついたとされています。
そんな6月4日(木)から緑のセンター別館講義室で「さつき 花季展」が始まりました。
大小の花が美しいサツキの盆栽が66点、
足元に彩りを添えるホザキベンケイソウ、アッツザクラなどの山野草の添えも含めると
全部で約165鉢、とたくさんの花の饗宴となりました。
展示している作品は札幌さつき会の皆さんの愛培品です。
いくつかご紹介しますね。
華苑や鹿沼の光のように一つの枝に2色以上が咲くことを”咲き分け”と呼びます。
単色の艶やかさと異なる趣がありますね。
今年は春が暖かかったので、会員の方に何か苦労したことは?と聞いたところ、
いつもはハウスに入れて咲かせるそうですが、
「咲かないよう」工夫することが大変だったそうです。
物置へ入れたり、納戸へ入れたりして涼しく保ち、
早く咲きそうな蕾は取ってしまって、展示会に合わせて遅く咲くようにすることが大変だったとか。
天候がいつもと違うと、また違った苦労があるのですね。
その甲斐あって、展示会場はキレイに咲いたさつきがたくさんありますので
ぜひ、見に来てくださいね。
「さつき 花季展」は6月7日(日)までで、最終日は16時までとなっております。
期間中は会場で札幌さつき会の会員が育て方など相談にのってくれます。
サツキや山野草の育て方にお悩みの方は会員にお声掛けください。












