外は雪が降り、木の枝や生垣、芝生の上が白くなっています。
気温もぐっと下がり、ついに冬がやってきたのを実感しますね。
そんな中、緑のセンター展示温室では今日から32回目となる「洋ラン展」が始まりました。
カトレア類を中心に86鉢が暖かな温室に勢ぞろいです。
北海道蘭友会の皆さんの愛培品で、21名の方から出品いただきました。
コンテスト形式ですので美しく咲いた自慢の鉢をお持ちいただいております。
これもラン?と思ってしまうような花もあり、
植物の神秘も感じることができますよ。
展示品の半分以上がカトレアの仲間ですが、
デンドロビウム、オンシジウム、パフィオペディルム、バンダなどのほか
スタイダラ、オクトメリアのように聞いたことがあまりないようなランも出品されていますよ。
もちろんコンテスト形式なので各賞が選出されました。
↓写真の上段中央の大きなピンクの花の鉢が今展示会の「一番」です。
カトリアンセ アドルフ ヘッカー ’タカエ’という品種です。
花の輪数や大きさ、向き、バルブの数など選考基準は厳しいのですが、
何より、その姿自体がやはり美しいと思います。
展示温室の中はランの甘い香りに満たされていて、
思わずため息が出るような華麗な姿を見に来ていただけたらと思います。
ランの販売も行っております。
展示期間中は北海道蘭友会の会員による相談コーナーが設置されます。
10:00~16:00です。お悩みのある方はこの機会にぜひどうぞ。
また、11月17日(日)13:30から「各種洋ランの冬の管理」講習会が行われます。
北海道とは全く異なる気候に自生する植物を育てていくことは大変なことです。
きれいな花を咲かせるためにはご自宅で冬を上手に育てることが重要です。
こちらの講習会は参加費無料ですが、お電話かご来館いただいてお申し込みをお願いします。
その他、11月24日(日)はコチョウラン植え替えサービスディとなっております。
近年、贈答用のコチョウランをいただく機会が増えているかと思います。
また咲かせたいけれど根が鉢から出てきた、花芽が上がらない、などのお悩みの一鉢をお持ちいただき
緑の相談員がマンツーマンで植え替えの仕方をお教えいたします。
こちらは9時から16時の間でお時間予約制となっており、こちらもお申し込み受付中です。
新しい鉢や植え込み材が必要ですので、お持ちでない方は当日購入することができます。
費用はサイズによりますが、1株当たり1000円前後かかります。
ひご参加ください。
公園の中は足もとが滑りやすくなっております。
暖かい恰好で・・・でも展示室は暖かいので脱ぎ着できるようにしてお越しくださいね。









