豊平公園の花木園(バラ園)にある「ハンカチノキ」に花が咲きました!!
ハンカチノキ(Davidia involucrata)はダヴィディア科の植物で、
中国湖北西部、四川、貴州、雲南北部の標高の高い森林に分布する落葉高木です。
上の写真の白い部分は苞(葉の変化したもの)で大小2枚あり、
中央の黒い丸の部分が花になります。
この白い苞がちょうどハンカチが垂れ下がっているように見えることから
「ハンカチノキ」の和名がつけられたとされています。
この木は樹高が3m以上、樹勢も充実して大きくならないと咲かないといわれています。
豊平公園のハンカチノキは2004年ころに2mほどに育った苗木を植栽し、
今回の開花まで一度も花を咲かせたことがありませんでした。
現在、樹高が約6mほどになり、植栽してから9年が経って、ようやく・・・!
白い苞は約3mの高さより上で展開していて、
20個ほどが大きめの葉に見え隠れしています。
木のてっぺん付近に小さなものが多くついているのでちょっと見にくいかもしれません。
今ついている花は、この先、黒い点に見える花の部分が開き、
苞が落ちてくるまで1,2週間というところでしょうか。
豊平公園では初めてなのでこのあとまだ花が咲くのか、
どうなっていくのか、とっても楽しみです。
お初マークのハンカチノキ、ぜひお早めに見に来てくださいね!








