6月14日土曜日、15日日曜日、緑のセンター2階にて
「北海道の盆栽づくり6月展」を開催します。
文人舎の皆さんの栽培品で、6席の席飾りが展示されています。
6月の展示は大型の雑木の盆栽がメインになった席が多くあります。
花物は少ないですが、とても迫力ある盆栽が並んでいます。
上の写真の中央部分のように小品盆栽だけの席もありバラエティに富んだ展示になっています。
右端のエゾマツの枝先には丸い薄緑色の新芽がついていて、この時期ならではですね。
上の写真はイワガラミの席。
イワガラミはアジサイ科のつる性植物ですが、伸びるはずの枝を切って盆栽に仕立てています。
蕾が上がっているのでもうすぐ咲きそうです。
イワガラミは岩を伝って伸びていき、15メートルの高さにもなる植物なので盆栽に仕立てるのは大変そうですが、美しく整えられた姿は力強いですね。
上の写真はオオカメノキのある席。
丸い葉が特徴のオオカメノキには実がついています。
まだ緑色なので目立ちませんが、これもまた今時期だけの楽しみですね。
このオオカメノキの盆栽は今回の展示した盆栽の中でも一番大きく、会場に入ると目を引きます。
上の写真は赤松・水石・イワデンダで構成された席。
他の席でも多摩川石などの水石が飾られていて、岩山や河原など石のある風景に使うようですが、上の写真の水石は形が面白く家の形をしています。
その水石のアップが上の写真。
かやぶき屋根の土台のある家のように見えますね。こういったかやぶき屋根の家のような形をした石を「くずや石」というのだそうです。
盆栽の席は飾り棚で高くしている盆栽が山の上などを、低い位置は山のすそ野などをイメージして設置するそうですが、このくずや石のある席は小高くなったところにアカマツがあり、イワデンダのあるあたりは低い土地、その中間にかやぶき屋根のっぷちがあるイメージに見て取れます。
このイメージは私の空想なのですが、一つの席ごとにイメージできる風景はいろいろあるのでしょう。
そんな風景を凝縮した盆栽の世界を楽しんでみませんか。
今回も会場内で文人舎の皆さんが盆栽の悩みにお答えする相談コーナーや販売コーナーがあります。
販売では盆栽の苗や鉢のほか、水石、飾り棚が販売されます。
「北海道の盆栽づくり展」は5月から9末まで毎月開催し、その月にあわせた席飾り展示とともに、会場内で相談コーナーや販売、講習会も併せて行うことをコンセプトにした展示会です。
盆栽を始めたい方やお悩みの盆栽のある方、盆栽のお話も楽しめるそんな展示会ですので、ぜひお越しください。
「北海道の盆栽づくり6月展」は緑のセンター2階ミーティングルームで
6月14日土曜日、15日日曜日(最終日は15時まで)の2日間の開催です。
なお、6月14日に会場内で開催する「北海道の盆栽づくり6月技術講習会」の
予約申し込みは定員に達してしまいました。ご了承ください。
マンツーマンで講習をしている様子はご覧いただけます。
駐車場の台数に限りがございますので、豊平公園へお越しの際は便利な公共交通機関をご利用くださいませ。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)












