明日、9月3日火曜日から「サボテンと多肉植物展」を開催します。
6月中旬からしばらく展示会がなかったので、久しぶりの展示会です。
展示するサボテンや多肉植物は札幌カクタスクラブの皆さんの栽培品です。
カラフルなリトープスやハオルチア、最近人気のあるディッキア、様々な塊根植物(コーデックス)、痛そうな棘があるエキノカクタスやギムノカリキウムのほか、こんな形もあるの?と思うような奇妙な形をしたサボテンや多肉植物など153鉢を展示。
多肉植物は長期間の乾燥に耐えるために葉や茎に水分を溜めることができるように進化した植物群で、中でもサボテンは主にアメリカ大陸で乾燥し温度差の厳しい砂漠地帯でも生き抜けるよう進化を遂げた植物です。サボテンはサボテン科の植物を指しますので、中には棘をもたないサボテンもあります。
上の写真は棘の痛そうなサボテンが並んでいます。
小さいとかわいらしく見えますが、葉が変化した棘で身も守っているので、運ぶときも厚手の手袋するなどしないと傷だらけになってしまいます。
サボテンの後ろには背の高い多肉植物が並んでいます。
棘がある多肉植物もありますし、特にユーフォルビアの仲間は植物っぽくないおもしろい形をした多肉植物もあります。
また、花が咲いている鉢もありますよ。
上の多肉植物はパキポディウムの1種です。
キョウチクトウ科の塊根植物で、茎の部分はものすごく大きな棘がありますが、キョウチクトウによく似た美しい花が咲いています。
他にも花が咲いているものがあり、下の写真はマテレアシクロフィラ。
大きな葉の下に黒い花が2つ咲いています。
今の時期はあまり花が咲く時期ではないそうで、展示している多肉植物で花が咲いたものは少ないのですが、リトープスやハオルチアは本体がカラフルなので意外に賑やかな展示になっています。
下の写真の手前に並んでいるのはハオルチア。
水が溜まる構造の肉厚な葉は色も形も様々。
一株の中でも葉がグラデーションになっていたり半透明だったりと花が咲いていなくても鮮やかですよね。
このほか、札幌カクタスクラブを立ち上げ、豊平公園でもサボテンや多肉植物の講習会の講師を務めてくださっていた故土門誠氏の追悼コーナーを設けています。
下の写真は追悼コーナーで、土門先生が大切に育てていたサボテンを展示しています。
コピアポア’逆鱗丸’やエキノカクタス’太平丸’などを展示。
大きなサボテンは移動したり、植え替えたりが大変ですが、土門先生が愛情込めて長年育ててきたサボテンたち。
引き継いで大切に育てているご家族に感謝しつつ、展示させていただきました。
そして、土門先生より譲り受け、豊平公園で20年ほど育てているウェルウィッチア(奇想天外)も一緒に展示しています。
恒例の苗の即売会も行います。
展示会期間中、8時45分から16時30分まで(最終日は14時まで)となります。
ご自宅でも育ててみませんか?
サボテンと多肉植物への気持ちがあふれる「サボテンと多肉植物展」。
9月3日火曜日から9月8日日曜日(最終日は15時まで)、
緑のセンター1階アトリウムにて開催です。
なお、展示会期間中は会場内ならびに駐車場が大変込み合います。
ぜひ、豊平公園へは便利な公共交通機関をご利用ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)












