緑のセンター2階の常設温室にあるモンステラ。
蕾と実がついてきました。
モンステラはサトイモ科の植物。
サトイモ科の植物の特徴である、花軸に密集した小さな花(肉穂花序)と、
それを囲むように発達した苞(仏炎苞)を持ちます。
下の写真の中央付近に、棒状のものが見えています。
下の写真は蕾と実の部分のアップ。
左からオフホワイト色の蕾、緑色の蕾2つと間に新芽、
右端はすでに苞の色が茶枯れて中の実になる部分(肉穂花序)が見えています。
オフホワイト色の蕾はこの先、中心の棒状の花序を包む形で開きます。
下の写真は前回開花した5年前の苞が開いた写真です。
前回は1週間ほどで苞が開いて肉穂花序が見えていました。
ちなみに、この肉穂花序の花が終わると、その一つ一つが
緑色の六角形の粒々の実になっていくのですが、
熟すのには1年かかると言われています。
豊平公園では2年ほどかかりました。
さてさて、今回はどう成長していくのでしょうね。
しばらく皆さんに見ていただけるような形で展示していますので、ぜひご覧ください。
しばらく工事のためご利用いただけなかったルーフガーデンオープンしております。
夏の植栽後から少し時間がたったのでちょうど見ごろになっています。
このほか、1階アトリウムではスイレンやゼラニウムのほか、トマトノキも花が咲いています。
トマトノキはナス科の木の性質を持ったトマトの仲間。
楕円形の中玉サイズのトマトによく似た実をつけるそうです。
展示しているトマトノキも背が高く、大きな葉に覆われています。
高い位置で小さな花が咲いているので見にくいのですが、
目を凝らして見てみてください。
また、園内の花木園でバラが咲いています。
暑い中、頑張って咲いてくれています。
ぜひ見ていただきたいですが、花木園は日当たり良好なポイントですので、
熱中症対策の帽子などの日よけグッズや水分、休憩を取りながらご覧になってくださいね。
豊平公園へは便利な公共交通機関をご利用ください。
みなさまのお越しをお待ちしております。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)












