日々秋の便りがニュースでも聞かれるところですが、
豊平公園の紅葉もこれから楽しめるもの、ちょうどピークのもの、
残念ながら終わってしまったもの、と色々あります。
本日10月30日の園内の紅葉情報をお届けします。

上の写真は新芝生広場の右がイチョウ、左がイタヤカエデ。
豊平公園のイチョウがきれいです!
南側から見ると今日は黄金色に見えました。

ちなみに上の写真は同じイチョウを北側から見たところです。
こちら側はまだちょっと黄緑色している部分がありますが、
周辺のカエデ類が赤くなってきていて、
イタヤカエデなどのオレンジと相まって非常に綺麗に見えますね。
このイチョウは落葉後は黄色の絨毯になってくれます。オス木で、銀杏がならないので真下に立って眺めるのも良いですよ。
明日から気温が下がるそうですのでそろそろ落葉し始めるかもしれませんね。

上の写真は芝生広場の中央にぽつんと立っているノムラカエデ。
今年の紅葉はこのノムラカエデもイチョウもちょっと早い気がします。
下の方はまだ赤黒いですが、上の方から徐々に赤くなってきています。
このノムラカエデと上記のイチョウは豊平公園の紅葉スポットとして皆さんいつも見ていてくれている木ですね。

上の写真は藤棚の北側にあるヤマモミジ。
ここだけで緑から黄色、オレンジ、赤と紅葉のグラデーションになっていて
紅葉の変化がわかりやすいですね。
でも、緑の部分から行けば、このあたりはちょっといつもより遅い目かも。

上の写真は花木園の入口にある、リョウブと右手奥にシダレモミジが見えているのですが、
リョウブは赤くなりはじめでまだ黒っぽい色です。シダレモミジも黄葉と紅葉するシダレモミジがあるのですが、どちらもまだまだこれから、と言うところですね。間のヤチダモはまだ黄色い葉が残っていますが、ヤチダモ並木のほとんどの葉は落葉してしまいました。

上の写真はセンター裏のシラカバ林。
背の高いシラカバの上の方に黄色い葉があり、はらはらと落ちています。
今日は雲が多かったので、ちょっと暗い感じになっていますが、白い木肌と青空とシラカバの黄色の葉のコントラストは綺麗なんですよね。

上の写真はヤマボウシ”サトミ”。時期はずれのピンクの花が咲いていました。
さすがによく見るとこじけたようになっていますが、鮮やかな色していました。
葉も紅葉するのですが、まだ黒から赤に変わり始めているくらいです。
センタ周辺の他のヤマボウシも紅葉はこれからですね。
ホオノキは大きくて茶色の葉を次々と落としていました。
ヤチダモやコブシ、カツラなどの黄葉する樹種は場所によってはほとんど落ちています。
ナナカマドも半分以上終わっていました。
カエデ類・モクゲンジ・ツツジ類などはこれから紅葉する木が多いですが、
場所と樹種で今年はかなり進み方が違うようです。
今年は総じて、綺麗な紅葉ですね。
これから気温やお天気でどんどん風景が変化していきます。
日々移りゆく景色は今だけのお楽しみ。
ぜひ見に来てくださいね。
日々紅葉も進んでおりますので、駐車場の混雑が予想されます。
公共交通機関をご利用くださいますようお願いいたします。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568






