7月になり、園内の花の様子も変化してきました。
この時期、楽しみにされているのはシラカバとアジサイのエリアではないでしょうか。
上の写真は7月4日のお昼前のシラカバ林とその外周のアジサイの様子。
アジサイはかなり青くなってきました。
この白から青へのグラデーションもきれいですよね。
園内のあちらこちらにアジサイがありますが、シラカバ林の外周が一番色づいているようです。
上の写真は豊平温水プールに近い四阿周辺にあるいろいろな品種のアジサイが植えられたエリアです。
こちらはようやく外側のガクが色づいてきたところです。
品種改良されたアジサイを植えているのでガクがピンクや紫色になり、シラカバ周辺とは異なる趣で楽しめます。
この四阿周辺にはヤマアジサイも植えてあり、もうきれいな色のガクを見ることができます。
上の写真はその四阿横できれいに色づいたヤマアジサイ。
葉にも斑が入っているので写真では白っぽく見えます。
アジサイの花と呼んで見ていますが、色がついて花のように見えるのはガクです。
ヤマアジサイやガクアジサイは中央に咲く小さな花がわかりやすいですが、玉になっているアジサイはガクの下にちょこちょこっと咲いているので中の方をよく見ないとわかりません。
ヤマアジサイは野草園でも色づいていますので観察してみてくださいね。
上の写真は新芝生広場のカシワバアジサイ。
カシワバアジサイは園地に一つだけなのですが、株が大きくなってきているので見ごたえがあります。
これもアジサイの仲間なので、きれいに見えているのはガクなのです。
さて、他の花の様子です。
花木園のバラは一番花のピークは少し過ぎてしまいましたが、まだきれいに咲いています。
上の写真の手前の赤いバラは’チェリーボニカ’。
花木園との相性が良いようでたくさんの花をつけてくれます。
他にもピンクや黄色のバラが咲いていますのでご覧くださいね。
野草園にもバラがあります。
上の写真はカラフトイバラ。
ハマナスのような形ですが、色がサーモンピンクなのでやさしい色合いです。
野生のバラの系統としてはトゲは少ないと言われていますが、しっかりトゲがありますので観察するときはご注意を。
北門に近い樹木園にあるナツツバキも咲いています。
上の写真はナツツバキ。
枝の上に花が咲くので下からは見にくいのですが、たまに横向きになって咲いてくれるので見ることができます。
今年は一段と上の方でばかり咲いているようで、下から見上げても数えるほどしか見えていませんが、ちゃんと花が咲いている証拠に周囲にいくつも白い花がらが落ちていました。
池の周辺ではハナショウブが見ごろです。
いろんな色のハナショウブが一斉に咲いています。
花色も水色や白、紫が多く、池の近くにハナショウブを植えているので涼やかに見えますね。
この他、緑のセンターでは6日日曜日まで「エアープランツ展」開催中です。
色々な種類のチランジアやグズマニア、ビカクシダなどを展示しています。
展示会期間中は変わった種類のチランジアやビカクシダなどの販売もありますのでぜひお越しください。
なお、展示会のほか、アジサイなど初夏から夏の花が楽しめるため、駐車場が込みあいます。
駐車場に停められる台数に限りがございますので、豊平公園へお越しの際は便利な公共交通機関をご利用くださいませ。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)














