豊平公園緑のセンター2階で「山野草展」が始まります。
5月24日土曜日から25日日曜日(最終日は12時まで)の2日間の開催です。
北海道山草会の皆さんが栽培している、
山野草やツツジの仲間の花木など160鉢が展示されています。
北海道山草会は今年創立100年を迎えました。
これを記念して創立からの北海道山草会の100年の歴史を年表にしたものが会場に飾られています。
上の写真のように年表の前には机には古い会誌などの資料が並べられています。
創立は大正14年とのこと。この出だしが大正時代。
上の写真の通り、開場の一番奥の壁までずっと続いています。
展示会の開催や山野草の見学にいった旅行などのことも書かれています。
実はこの年表、約10メートルあるんです。
長さの分の歴史が刻まれているんですね。
昔の会報誌なども展示され、懐かしい感じもあります。
ただ、この創立100年の記念の年ではありますが、北海道山草会は解散し、今回の展示会が最後となります。
会の活動では絶滅危惧種の山野草を種から育て、植え戻す活動や調査などもしてきました。
北海道では育て方がわからないような植物も根気よく育て、育て方も確立してきました。
長い歴史がある分、非常に残念です。
それでも、今回もこの季節に咲く山野草やツツジ類など高山でしか見られないような植物を展示しています。
下の写真はイワチドリ。
意外に様々な色があります。
細く長い葉の間から茎をのばし、たくさんの花を咲かせていますね。
上の写真はルイヨウショウマ。
たくさんの花がついて重そうですね。
上の写真はコマクサ。
花の形が面白く、先端がクルンと外側に丸まっているのがなんともかわいらしいです。
上の写真はレイウィシア トゥイーディー。
レイウィシアは越冬するので花壇で植えている方もいますが、この花は花の大きさが大きめなうえ、あまり見ない色合いで素敵です。
上の写真は斑入りチゴユリ。
うつむいて咲くチゴユリは色合いも落ち着いたあまり目立たない花ですが、斑入り葉がとても美しいです。
ホウチャクソウの仲間ですが、ユリ、とつくだけあって花弁がパッと開いています。
上の写真はミヤマキリシマが並んでいます。
展示している中にはこういった花木もあります。
上の写真は斑入りのタツタソウ。
花のシーズンは終わっていますが、やはり斑入り葉はそれだけでもカラフルに見えます。
山野草は花が地味な印象ですが、こうしてみると花もカラフルですし、葉も見ごたえがあります。
育て方は植物によって違いがあり、悩ましいのも山野草です。
山野草の育て方など会員が会場で相談にも乗ってくれます。
高山やいろいろな地域へ行くことなく季節の花を楽しめる山野草展。
ぜひ、ご覧ください。
展示会期間中、同じく緑のセンター2階で山野草などの苗の販売も行います。
24日は9時30分から17じまで、25日は9時30分から12時までです。
苗など販売するものがなくなり次第終了とさせていただきます。
ご了承ください。
「山野草展」は5月24日土曜日、25日日曜日の開催で、
24日は9時から17時まで、25日は9時から12時まで
緑のセンター2階講義室で展示会を行います。
最後の「山野草展」ぜひご覧ください。
展示会期間中、駐車場が大変混みあいます。
駐車場の台数に限りがあり、駐車に時間をいただくことが想定されます。
豊平公園へお越しの際は便利な公共交通機関をご利用くださいませ。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
















