豊平公園
TOYOHIRA PARK緑の情報発信地

キレンゲショウマが咲きました

2024.08.26

豊平公園の野草園でキレンゲショウマの一番花が開花しました。

レモン色で肉厚、ラッパに似た形の花が下の写真です。

大きな掌状の葉の上に黄色でラッパ型の花が咲き、周囲には丸い蕾が付いている

花弁がねじれるようについているので正面から見ると星形にも見えます。

キレンゲショウマは和名がそのまま学名になった1属1種の珍しい植物で、日本人が名付けた学名はKirengeshoma  palmata。

自生地は四国 石鎚山や九州 祖母山など、四国山地や九州山地、近畿南部などの深山と朝鮮半島や中国東部などです。いずれの自生地も標高が高く、冬は雪に閉ざされるような登山に慣れた方でも容易に行くことが難しい場所に生育しているそうです。

豊平公園は植栽したのですが、キレンゲショウマ好みの気候なのでしょうね。

自生地では7月頃から咲くそうですが、豊平公園は例年8月下旬から咲き始めます。

レモン色の肉厚な花が咲いている

8月26日に咲き始めたばかりで、パラパラと咲いた花が見られる程度ですので、見ごろはもう少し先になりますが、

蕾もまん丸型からレモン色した楕円形になってきていますので、この先、次々咲いてくれるのでしょう。

見ごろは例年通りなら9月中旬ごろになるでしょうか。

 

キレンゲショウマの隣ではレンゲショウマが咲いています。

一説ではキレンゲショウマの和名はレンゲショウマに似ているから名付けられたと言われていますが、並べてみると全然違いますね。

下の写真はレンゲショウマAnemonopsis macrophylla。

薄紫色の蓮華座に似た形の花がいくつも下向きに咲いており、周囲に丸い蕾が見える。

8月半ばから咲き始めたレンゲショウマは見ごろになったようです。

 

これからキレンゲショウマがどんどん咲いていくということは、夏ももう終わりなのでしょうね。

それでもまだまだ暑さはあるようです。

豊平公園をお散歩されるときは、熱中症対策してくださいね。

 

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