緑のセンター1階アトリウムで「斑入り植物展」が始まりました。
斑の入った山野草を中心とした植物の展示会です。
斑入り愛好会の皆さんの栽培品、61鉢を展示しています。
一口に「斑」といっても、白・黄・赤の斑が入っていたり、
筋目、まだら、覆輪など斑の入り方も様々。
ちょうど花が咲いている日本スズランやアイヌネギ、イワチドリの花も目を引きますが、
花が咲いていなくとも斑の入った鉢が並ぶさまは意外に賑やかで涼やかな印象です。
会場ではすだれの背景やせせらぎのような水音がする装置を置いていることもあるのですが、
たくさんの植物を置いている時のうっそうとした感じがないように思えます。
色んな種類の斑入り植物が展示されていますが、いくつかご紹介しますね。
上の写真はヤブレガサ。葉の切れ込みに沿って斑が入っています。
破れてはいますが模様の入った傘のようですね。
上の写真はルイヨウショウマ。
ルイヨウショウマ自体は北海道にも分布していますが、
斑が入ったものは珍しいそうです。
上の写真はモミジハグマ。葉の大半に黄緑色の斑が入っています。
キク科の多年草で、関西以西の山地に分布している植物です。
ハグマ(白熊)はヤクの尾の白い毛を加工して作る装飾品を指すそうです。
このほか、ホオノキ、カエデなどの木本の斑入りもあります。
会場では斑入りの山野草などの販売コーナー(商品がなくなり次第終了します)、
会員による育て方の相談コーナーもあります。
この機会に是非どうぞ。
「斑入り植物展」は6月8日土曜日から9日日曜日まで(最終日は15時まで)
緑のセンター1階アトリウムで開催です。
また、緑のセンター2階ミーティングルームで
「春のミニ盆栽と山野草展」が9日日曜日まで(最終日は15時まで)同時開催中。
こちらは本日8日土曜日(15時まで)のみ盆栽や山野草の苗、ミニ盆栽鉢などの
販売会を行っております。
展示会期間中は駐車場が大変込み合います。
本日も満車となる時間が多く、お待ちいただく状況となっております。
お越しの際は便利な公共交通機関をご利用ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)











