今年のゴールデンウィークはお天気の良い日が多く、お出かけにはちょうど良い日和ですね。
そんななか、緑のセンター2階講義室で「春の風流盆栽展」が明日5月5日金曜日から始まります。
展示品は風流盆栽会の皆さんの作品で、
一席ずつ仕切られた形で展示する「席飾り」で展示しています。
全部で14席、大小の盆栽40鉢と水石や小さな鉢が飾られています。
大型の盆栽は松柏類を中心にしていますが、
今回はヤマツツジの盆栽が目を引くのではないでしょうか(上の写真手前)。
4日の搬入時は蕾のままだったのですが、展示会期間中にどんどん咲いて、
日々変化する盆栽として楽しめそうです。
そのほか、この時期ならではのサクラも盆栽で展示されています。
上の写真の左手の幹がくにゃっと曲がっている鉢はフジザクラの盆栽。
春の風流盆栽展は毎年5月上旬に開催するのですが、
このフジザクラはちょうどこの時期に開花してくれるので展示会に登場します。
上の写真はまた別なサクラの盆栽なのですが、
中央の花、6枚花弁があります。通常サクラは5枚。
特別なサクラではないそうなのですが、この個体は6枚花弁の花が付きやすいそうです。
2つは気が付きましたが、まだ蕾があるので増えるかもしれませんね。
上の写真のシンパクは幹がくるくるとらせんを描いているように伸びています。
幹の中心部分が下から上まで白くなっています。”シャリ”といいます。
幹をあえて白骨化させて見せているのですが、
部分的に枯れを作っているので人の手で作るには技術が必要なのだそうです。
この盆栽以外にもこの太さの幹の盆栽?と思うようなカラマツなども展示されていますし、
鉢を乗せる花台や小品盆栽を飾る飾り棚も展示する盆栽にあわせて使うそうで、
そちらも楽しみの一つになりますね。
上の写真はタイワントキソウ。展示会に合わせたように満開!
上の写真はオクエゾサイシン。葉の下、土のすぐ上に黒い花がいくつも咲いています。
黒くてちょうちんのような花です。ちょっと変わった花ですね。
新芽の若々しい緑が美しい松柏類の盆栽や春らしい花木・草もので彩られる
ゆったりとした伝統の席飾りの盆栽の展示会。
ぜひ、「日本の春」をお楽しみください。
「春の風流盆栽展」は
5月5日金曜日から5月7日日曜日まで(最終日は15時まで)
豊平公園緑のセンターにて開催です。
なお、展示会期間中は非常に駐車場が込み合っております。
ぜひ便利な公共交通機関でお越しください!
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568













