暖かい日が続き、ずいぶん雪も融けてきましたね。
春はもうすぐ、という感じがします。
そんな中、緑のセンターでは、明日3月14日より「ボタニカルアート展」を開催します。
「ボタニカルアート展」
3月14火曜日から3月26日日曜日まで(3月20日は休館日)
さっぽろ植物が同好会の皆さんと講師の福澤先生の作品が並びます。
大きな額のものが54点、テーブルサイズの小額が5点の59点。
新型コロナウィルス対策で家にこもりながら仕上げていったそうです。
アートとはいえ、詳細画ですので、時間をかけて書き込んでいった様子がうかがえます。
春に楽しめるレンギョウやキバナノアマナ、ホオノキ、
ペチュニアやバラ類、クレマチスといった庭でよくみられる花のほか、
カボチャやパイナップルといった野菜や果物などもあります。
なかには大雪で出会える植物を集めた一枚、という作品もあり、
「大雪での植物」という記録画のようです。
今年は大きく、ちょっと色鮮やかな作品が集まってきたようです。
もともと植物画は写真などのない時代に、植物の記録をするためのものとして描かれたので
葉裏の毛や種、根等も書き込んでいました。
当時、採取した植物本体は標本にして、標本として残らない部分もあるのでそれ以外は
他に同じような植物が発見されていないか、がわかるよう描いた詳細画で判断していたようです。
植物学で新品種を発表する時などは詳細画がないとダメ、だったそうです。
いまは詳細ではあるけれど、アートらしい植物画となっています。
上の写真は正面玄関入ってすぐの作品群。
一番大きな額に目が行くと思います。
札幌で見られる4種のハンノキを一つの大きな額に集合。
似たハンノキの植物画で小さな違いを見つけてみてくださいね。
そこにその植物が存在しているかのようなボタニカルアートに触れてみませんか?
「ボタニカルアート展」
3月14火曜日から3月26日日曜日まで(3月20日は休館日)
緑のセンター2階ミーティングルーム・ホールで開催しています。
ぜひご覧ください。
1階事務所受付ではさっぽろ植物画同好会の皆さんの絵を使った
ボタニカルアートグッズを販売しています。
絵がすべて異なるうえにメモにも一筆箋にも使える花便り、
ライラックの品種が描かれたクリアファイル、
豊平公園でスケッチしたものも含まれるハーブのランチョンマットセットやファイルなど
お手元にあると嬉しくなるようなグッズたちです。
この機会にぜひどうぞ。
さて、アトリウムの方も春めいた展示になってきましたよ。
上の写真は、ウメの花と蕾。
講習会で使用したウメの剪定枝を活けてあり、
枝にはまだ梅の花が数輪ですが咲きました。しっかりウメの香りがします。
蕾がたくさんついているので今週咲いてくれるでしょう。
上の写真はエニシダ。鮮やかな黄色い花がたくさん咲いています。
近くへ行くとエニシダも甘いよい香りがします。
4鉢並んでいるので生垣のようです。
マメ科特有の花の形をしてたくさん枝に並んでついているのですが、
今年は特に花数が多いようです。
満開になったら黄色い塊に見えるかもしれません。
上の写真はアマリリス。写真には朱色の品種が集まっておかれています。
よく見ると花色も違うし、八重咲品種もありますよ。
エニシダの向かい側には緑に縞模様が入ったアマリリス’パビリオ’も展示してあります。
春を告げる香り良い花たち(本物)もボタニカルアートもぜひ見に来てくださいね。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間 8時45分から17時15分
休館日 月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び年末年始(12月29日から1月3日)
電話 011-811-6568















