豊平公園
TOYOHIRA PARK緑の情報発信地

園内開花情報&「バラエティ盆栽展」開催!

2019.05.16

今日も日差しが強く、ちょっと外で日に当たると首の辺りがジリジリ焼けてる感じ。この時期になると、あちこちで屋外イベントが開催されますが、今日は首回り、Tシャツの跡がくっきり日焼けした人、多かったかもしれませんね。

そんななか、緑のセンター内では盆栽の展示会が始まります。

 

5月17日金曜日から2階にて、「バラエティ盆栽展」開催です。

黒壁の背景に白い布とござを引いた机があり、その上に大小の盆栽が並んでいる

この展示会は札幌盆栽会の皆さんの作品展です。

今年は30席、152鉢が並んでいます。

この展示会の特徴は、会員の数が多いため、席数が多いこと、大小の盆栽やサツキ盆栽、花木の大きめの盆栽が並ぶなど、タイトル通りに「バラエティ」に飛んでいます。

それぞれが展示会期間にあわせて咲かせたり、これぞという一品で席を飾ります。

今年はキノコの木彫りもあって、ちょっとビックリ。

会場の室内は白壁を背景に大小の盆栽が並ぶ。サツキやリンゴの盆栽も見える

大きめの花木の盆栽で目を引くのはサツキとリンゴ。

特にリンゴは花の数も多くて目立っています。

他にも手のひらサイズの盆栽にもリンゴなどの花木がいくつもあって、いつもより華やかな展示な気がします。

リンゴの大きな盆栽のある一席

小さいけれど開花したリンゴやその仲間の花がかわいい盆栽

もう一つ、今年の特徴かな、と思うのは、小品盆栽が多いこと。

箱棚や台を使って里山の風景を表しています。

いつもはもっと大きな盆栽が主の席が多いのですが、小品盆栽は花木だけでなく草物の花が咲いているモノも多くなるので、華やかに見えるのはそのせいかもしれません。

箱棚を使った小品盆栽がならぶ

大きい盆栽鉢の中に山や川を模した石の上や横に小さな木や草が寄せ植えされており、一つの鉢の中で風景を表している盆景

上の写真は「盆景」と呼ばれる盆栽が主の席。

一つの大きな盆栽鉢の中に山や川を模した石や小物が置かれ、その上や周りに小さな木や草物を寄せ植えて、一つの鉢の中で風景に見せる、というもの。

よく見ると小屋が建っていたり、石灯籠があったり。

他にも、山野草が主の席もあります。

今回、会の方に珍しい盆栽はあるか聞いてみたところ、「グイマツ」の盆栽があるとのこと。

下の写真がグイマツ。

小さな鉢にグイマツが植えられた盆栽

近縁種のカラマツは良く盆栽に使われるそうですが、グイマツはあまりないそうで、めずらしいよー、とのこと。

カラマツとグイマツはとてもよく似ているのですが、松ぼっくりを見ると違いがはっきりしているのですが、

この2つは種間交雑が可能だそうで、カラマツ・グイマツ・種間交雑種の3つは

ぱっと見の区別はなかなか難しいところなんですよね・・・。

会場内にはカラマツの盆栽もありましたので、ご興味のある方は見比べてみてくださいね。

 

また、展示会期間中は会員による盆栽の相談コーナーもあります。

初めての方もお悩みの方も、ぜひ会場で会員にお声がけください。

「バラエティ盆栽展」は5月17日金曜日から5月19日日曜日まで開催です。

最終日の19日は15時までとなります。お早めにどうぞ。

 

 

さて、豊平公園内は暑さで開花スピードが上がっている気がします。

紫の花が垂れ下がるフジ

フジが開花しました!

白い鈴のような小さな花を付けるドウダンツツジ

旧センター跡地の築山横にはドウダンツツジ

緑の蕾がぶら下がるキングサリ

ドウダンツツジの横にあるキングサリは蕾がぶら下がり始めました。

明るい紫色の花を咲かせるエゾムラサキツツジ

同じく旧センター跡地のイチョウの木周辺に咲くエゾムラサキツツジ

 

黄オレンジ色の花びらが幾重にも重なる八重咲ヤマブキ

池のほとりにひっそり咲く八重咲きヤマブキ

薄ピンクの花が咲くシャクナゲ

ムスカリの小径近くに咲くシャクナゲ

色とりどりのチューリップが咲くムスカリの小径

ムスカリの小径は開花のピークは越えましたが、

白に薄ピンクのストライプが入るチューリップ

チューリップ「ソルベット」

赤い花びらに白の縁どりが入るチューリップ

チューリップ「カナスタ」

など、遅咲きの品種が見頃です。

咲き終わりに近づくムスカリ

ムスカリはまだ見られますが、だいぶ咲き終わりに近づいてきています。

小さな白い花を付けるスズラン

ピントが合っていなくてごめんなさい。野草園のスズラン。

蕾が黄色に色付くニッコウキスゲ

蕾が上がり、もう少しで開花しそうなニッコウキスゲ

白く色が抜けたシラネアオイ

もう少しで咲き終わるシラネアオイ。

 

 

アクセス

豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568

センターだより
緑のセンターだより12月号を12月1日に発行します。 下の表紙写真をクリックするとご覧になれます。 (PDFで見ることができます) 今月の表紙は「ポインセチア」。 「誤食や接触に注意が必要な植物」シリ...
展示会年間スケジュール
講習会年間スケジュール
緑化情報・相談

専門知識と経験豊富な緑の相談員が、園芸に関する様々なご相談にお答えします。
※お電話と窓口のみの受付とさせていただきます。

開花カレンダー

来園されるお客様へのお願い

豊平公園緑のセンターをご利用いただきましてありがとうございます。

  1. 令和5年3月13日からマスクの着用は個人の判断が基準となります。
  2. 利用後は手洗い・うがいをしましょう。

皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

さっぽろ公園だよりWeb版

豊平公園外観

豊平公園について

農林水産省林業試験場の跡地を利用して生まれた公園です。 約7.4haの園内には花と緑に満ちた暮らしを提案する緑化植物園「緑のセンター」の美しい花壇や庭園が広がり、試験場の名残が色濃く残る樹林区域は様々な野鳥が見られ、バードウォッチングも楽しめます。緑のセンターでは一年中季節の花が楽しめ、月1~2回のペースで開かれる展示会は、洋ランや盆栽、クラフトなど様々なテーマを取り上げています。また、緑の相談コーナーも常設しているほか、各種園芸教室やクラフトなどの講習会も開催しています。

ページトップへ

豊平公園
TOYOHIRA PARK

住所:札幌市豊平区豊平5条13丁目

豊平公園緑のセンター
電話番号:011-811-6568
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日から1月3日)

緑の相談
電話番号:011-811-9370
受付時間:開館日の10時から12時、13時から16時

テニスコート予約
予約方法についてはこちら