豊平公園
TOYOHIRA PARK緑の情報発信地

「秋の風流盆栽展」始まります

2018.10.18

晴れの予報が出ていても、突然の雨の日が続いています。今日も青空からお天気雨。俗に言う「狐の嫁入り」。透明な傘の下で見る分には良いのですが、作業中にはちょっと冷たいお天気です。

そんな中、山の方だけでなく、園内や周辺のお宅でも紅葉している木々が目立ってきました。風景はすっかり秋です。

園内の紅葉の様子は後半に。

まずは明日10月19日金曜日から開催します「秋の風流盆栽展」からご紹介。

 

「秋の風流盆栽展」

豊平公園では春と秋に各盆栽の愛好会が展示会をしてくれていますが、年内では盆栽系の展示会としては最後を飾る「秋の風流盆栽展」が緑のセンターの2階講義室で19日から始まります。

今年も風流盆栽会の皆さんの作品16席、50鉢の秋の風情が並びます。

秋の風流盆栽展の様子。幹に白い神が大きく入ったマツの大型盆栽や高い位置に置かれた鉢からぐっと下がった枝についた赤い実の盆栽が見える

秋の風流盆栽展の様子。入り口すぐには真っ赤に紅葉したドウダンツツジの一席があり、奥に向かって小品盆栽の席や大型の松柏の席が見えます。

会場に入ってすぐに迎えてくれるのは、真っ赤に紅葉したドウダンツツジの一席。添えには3~4種類の黄葉し始めた草本で作られたこけ玉が置かれています。

一席づつ仕切りが置かれ、それぞれが席飾りで飾られています。

今回は割と大型の鉢と添えの2鉢構成の席が多いようです。松柏類の鉢も大型のものが多く、そのほとんどに白くなった部分の’神’が入っていて、大きさも形も含めて見応えあり、です。

 

いくつかの席をご紹介しましょう。

大きな木の台に乗った大きな落葉広葉樹が主の一席。赤い実が沢山ついていて、木の土際もかなりごつごつしているのが見える。

上の写真の席は、会の方にもこれは珍しいよ、と紹介していただきました。

アズキナシの大型の盆栽です。真っ赤な実が沢山ついています。何より盆栽になっていますが、木の土際部分の太さから見るに相当な年月の盆栽と見受けられます。

アズキナシは豊平公園の園内にも何本か植えられている、大木になる種類の樹木です。バラ科なので、春に小さく白い可愛らしい花を付けますが、なにせ、高い位置に花が咲くのであまり見たことのある方は少ないのではないでしょうか。かくいう私も旧センターの展示温室の一番上のバックヤードの端から目をこらしてなんとか見えたというくらいです。もちろん、実も高い位置につくので、間近に見たことはあまりありません。

赤くなる実は、梨のような肌をしていて、小豆サイズ・・・というところから和名がついたとされます。でも確かに赤くて丸くて極小サイズの梨かリンゴか、という風情。ですが、実のつきもつばらしいですがこの鉢のすごいのは、やはりその樹姿ではないでしょうか。

 

主がマツ、地板に載った添えに水石と赤い実を付けた小さい盆栽。その隣にまだ葉はが青くその間に紫色に染まりかけの実がついたコムラサキの盆栽と赤く色づいたカエデの一席

写真の左側は、主がマツ、地板に載った添えに水石と赤い実を付けた小さい盆栽の席。

その右隣には、まだ葉は青いのですが、その間に紫色に染まりかけの実がついたコムラサキの盆栽と赤く色づいたモミジの一席。

モミジは色のグラデーションがまたなんとも。

 

鉢から枝が下がった先に紅葉した葉と赤く割れた実がついたツリバナの盆栽の席

こちらは主となる盆栽がツリバナ。紅葉した葉と割れた赤い実が美しい盆栽ですが、なんと高い飾り台の上に置いた鉢からぐーっと枝が下がっていて、その先に葉や実がついています。そうなるように仕立てて、何年もかけて作り込んだ姿は非常に美しく見えます。

 

小品盆栽だけで構成された席もあります。

飾り棚や地板を使い、手のひらサイズの盆栽で構成された一席。一番小さな鉢は直径2cmほど。

飾り板や地板を使い、手のひらサイズの盆栽で里山の風景を思わせる一席。

こんな小さなサイズでも、モミジは赤く、姫リンゴの実は真っ赤です。

一番小さな鉢は直径2cmほどでしょうか。草ものが植えられています。一つはピンクの実がついていました。

 

他にも席はあり、ゆったりした雰囲気で飾られた盆栽たちを是非ご覧ください。

展示会期間中は会場内にて風流盆栽会の会員が盆栽に関するお悩みにお答えする相談コーナーを設置します。

育て方だけでなく、ご自慢の一鉢のお話しをされても楽しいひとときではないでしょうか。

駆け足で過ぎ去ろうとする秋を惜しむような、盆栽の展示会、ぜひご覧ください。

 

「秋の風流盆栽展」

10月19日金曜日~10月21日日曜日

 9時から17時まで(最終日は15時まで)

緑のセンター 2階講義室

 

園内の紅葉

豊平公園の園内も黄葉する樹種から紅葉が始まっています。

緑のセンター裏にある黄色に染まったカツラとシラカバ

バックヤードハウスが写っていますが、その後ろのシラカバとカツラ。

シラカバの葉は黄色と言うより茶色になっています。

そのちょっと手前のカツラは黄色くなり、近くへ行くと半分ほど落葉していました。

針葉樹の濃い緑との対比がより葉の色の変化を鮮やかに見せてくれていますね。

葉が黄色くなるヤチダモもかなり落葉してきています。

花木園のモクゲンジは南側からオレンジ色に変化。

花木園の中もモクゲンジは南側からオレンジ色に変化してきています。

まだ緑の濃い部分と黄色の部分、そしてオレンジと変化していく様が綺麗でした。

急激に寒くなったり暑くなったりするとすぐ茶色になってしまうので大きな気温の変化はして欲しくないところです。

木の上の方が真っ赤になっているサクラ。

上の写真はセンター横のサクラの木ですが、園内の各所やご家庭の庭木のサクラも上の方から赤く染まって綺麗な頃合いではないでしょうか。

ただ、落ちた赤い葉をみると、葉の基部近くの主脈の一部が焦げ茶色。

台風の時に揺さぶられ、キズになってしまっていたのではないでしょうか。

うーん、残念。今年もクリスマス展のリース用に押し葉していこうと思っていますが、綺麗なの作れるかなーとちょっと心配。

 

他にもツツジ類やヤマボウシ等が赤くなり始めています。

センター近くのハウチワカエデもグラデーションし始めていますし、他のモミジ類も少しづつ変化が始まっています。

ニシキギも赤いのですが、なぜかちょっとづつ小さなブロック状に赤いところと緑のところが・・・。一気に赤くならないのかな?

それでも日々季節は進みます。風景もイベントも秋を満喫してくださいね。

 

気温も秋らしくなってきました。公園へお散歩に来る際も風邪など引かないよう気温に合わせた格好でお越しください。

 

アクセス

豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。

お問い合わせ先

豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568

 

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農林水産省林業試験場の跡地を利用して生まれた公園です。 約7.4haの園内には花と緑に満ちた暮らしを提案する緑化植物園「緑のセンター」の美しい花壇や庭園が広がり、試験場の名残が色濃く残る樹林区域は様々な野鳥が見られ、バードウォッチングも楽しめます。緑のセンターでは一年中季節の花が楽しめ、月1~2回のペースで開かれる展示会は、洋ランや盆栽、クラフトなど様々なテーマを取り上げています。また、緑の相談コーナーも常設しているほか、各種園芸教室やクラフトなどの講習会も開催しています。

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