真夏日が続いた札幌でしたが、昨日の大雨は植物にしてみれば、ホッとした恵みの雨。葉についた花粉やら土埃も洗われて、緑が一層綺麗に見えますね。やっと初夏らしく、爽やかさを感じる今日ですが、豊平公園緑のセンターでも初夏の爽やかさを感じる「斑入り植物展」が1階アトリウムで始まりました。
会場には斑入り愛好会の会員さんが育てた貴重な斑入り植物、約20種類、約90鉢が並びます。
斑入り植物とは
緑葉の一部が白色やクリーム色、ピンク色などの模様が入る植物のことで、葉っぱだけでも鑑賞価値の高い美しさが特徴です。
普段売っている行者ニンニクは緑色一色の葉ですが、
こんなきれいな模様が入ると、違った印象で繊細な葉色が魅力的に見えますね。
イチオシの「オオタケシマラン」
見比べると一つ一つ、斑の入り方が違います。
会員さん曰く、他にもたくさんあったけど、今年はナメクジやネキリムシに食われてしまい、これだけしかないんだよねぇと嘆いていましたが、これだけでも十分見応えあります。
この他にも
レンゲショウマ
まるで絵具が白く散ったように斑が入る「ヤマシャクヤク」
上下の写真ともに「チゴユリ」斑の入り方が違うと、印象がだいぶ違いますね。
「スズラン」
通常のヨブスマソウは高さ180cmほどになるらしいのですが、斑が入ると栄養を作る葉緑素が少ないので写真のようにこじんまり、小さくなるそうです。
葉の美しさだけではなく、葉柄も白くなり美しい姿の「ルイヨウボタン」
1鉢だけでも魅了される斑入り植物はこの他にもたくさん、展示されています。
「斑入り植物展」は
豊平公園緑のセンター 1階アトリウム
平成30年6月9日土曜日から6月10日日曜日
8:45から17:15(最終日は15:00まで)
で開催しています。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
電話:011-811-6568


















