3月も半ばになり、お日様が照るとかなり暖かくかんじるようになりました。
そんな中、緑のセンター2階ホールとミーティングルームを会場に
3月14日(火)より「ボタニカルアート展」が開催します。
さっぽろ植物画同好会の皆さんの作品、52点を展示。

なんと、豊平公園での開催は20回目となりました。
節目の年に新センターでの開催となり、会場作りも額の配置も悩みながら行いました。
旧館の時より広い空間でゆったり見れるかんじに仕上がりました~。

↑一番手前が講師の福澤レイ先生の「オオウバユリ」
花だけではなく、花が終わった後の種が詰まった実の部分や根の様子も描かれています。
もともと「ボタニカルアート」は植物の詳細を記録する細密画から始まっています。
現代では写真やデジタルですみますが、
昔はそれらがなかったので、事細かに描くことで記録としていたのだそうです。
遠い異国で採取した植物を本国へ持って帰るには、
船旅ですので生きたまま持ち帰ることは難しいですよね。
記録として発展した植物画はいつしかアートとなり、
現代ではそこに咲いているかのような「ボタニカルアート」として楽しまれるものとなりました。
記録していた頃の名残で可能な限り原寸で描くのだそうです。
原寸が難しい場合は縮小や拡大しますが、
何倍で、というのはひとつの作品の中では統一されることが多いそうです。

さっぽろ植物画同好会の皆さんは、長年植物画を描いてきた超ベテランの方から
豊平公園で開催しているボタニカルアート連続講座から始めて1,2年、という方までいらっしゃいます。
今年も四季折々のお花や樹木、野草といった色々な植物が描かれていますが、
パッションフルーツ、カキ、イチゴといった果物やラッカセイもありますね。
でも、どの絵がベテランさんで、初心者なのか・・・毎年、見ていても、わかりません。

いかに細やかな部分まで描いているか(その分ものすごく、観察しているとのこと)や、
これからの季節に楽しませてくれる植物達を
ボタニカルアートという形で先取りで楽しんでみてはいかがでしょう?
「ボタニカルアート展」は
3月14日(火)~3月26日(日) 開催です。
期間中、3月21日(火)が休館になります。
月曜祝日のため休館する曜日がいつもと違うのでお気をつけください。
なお、3月24日(金)に開催予定の「ボタニカルアート無料体験会」は
ご好評につき、定員に達しました。ご了承ください。
4月28日(金)から開講のボタニカルアート連続講座(全10回)は現在受付中です。
詳しくは緑のセンター受付へお問い合わせください。
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豊平公園緑のセンターは冬の間も開館しております。
新センターは地下鉄の駅から目の前で非常に便利になりました!
ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分。
・バス 「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
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豊平公園緑のセンター 札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8:45~17:15
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12/29~1/3
お問い合わせ先:011-811-6568
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