朝晩涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたね。
お散歩にはもってこいのこの季節、9月8日(火)~9月13日(日)の期間、
2つの展示会を同時開催します。
1つは展示温室で開催の「サボテンと多肉植物展」、
もう一つはセンターホールで「アレンジ押し花展」です。
まずは「サボテンと多肉植物展」をご紹介します。
札幌カクタスクラブの皆さんが大切に育てているサボテン類と多肉植物を展示しています。
展示総数、318鉢。ここ数年では一番多いかもしれません。
この展示会も今年で16回目になりました。
今年のメインコーナーは「亀甲竜」のコーナー。
亀甲竜(Dioscorea elephantipes)は亀甲状の突起がある半球形の塊根があり、
つる性の枝を伸ばすヤマノイモ科のサボテンです。
雌雄異株で、開花・結実できるようになるまで約20年かかると言われ、
昨年、カクタスクラブの会員2名が育てている雄株と雌株の開花を合わせ、
結実・播種し、みごと発芽しました!
おそらく道内で咲かせた亀甲竜同士の結実・発芽は道内初めてと思われます。
まだ播種して1カ月なのでハート形の葉が1枚の可愛らしい姿ですが、
発芽率80%とかなりの好成績。
その発芽させた鉢、両親の株、
他の亀甲竜のモノですが播種してから3~4年の株と5年目の株を1コーナーにまとめました。
そのほか、原始のサボテンと言われるコノハサボテン亜科のコーナー、
葉の色も花もカラフルなリトープスやコノフィツムのコーナーのほか、
←カラフルなリトープスやコノフィツム
形がユニークなサボテン↓(写真左下)、刺さると抜けない形状のトゲを持つサボテン、
美しい花が咲いているサボテン↓(写真右下)や、
葉の色が美しく形の楽しい多肉植物が展示されています。
多肉植物は寄せ植えも展示していますので
ご自宅で寄せ植えする際の参考にもなりますよー。
展示会期間中、札幌カクタスクラブ会員による相談コーナーもあります。
厳しい条件に耐えるために進化したサボテンと多肉植物の世界をお楽しみ下さい。
なお、「サボテンと多肉植物展」は最終日13日(日)は15時までとなっております。
そして、ホールでは、咲いたお花をさらに楽しむ「アレンジ押し花展」を開催します。
こちらは押し花サークル「香ho花(かほか)」さんの先生と生徒さんの作品展です。
様々なお花はもちろん、今回はハクサイやニンジンといった野菜も押して使用しています。
お野菜の押し花は初めて見たのですが、
何の野菜を押しているかは見るとわかるのですが・・・野菜が押し花になるとは。
びっくりです。
艶やかな「野菜のドレス」、ぜひご覧ください。
その他、着物の形のフレームに押し花で着物の柄を描くように作られた額作品や
お気に入りの本を読むときに使いたいしおり、
印鑑ケースなどの小物、切手風の作品のミニ額なども展示しています。
作り手の個性と美しさ、細やかな仕上がり。
お花を楽しむ時間を伸ばし、
作り手と見る方にひと手間加えた楽しさを味あわせてくれる押し花の世界をお楽しみ下さい。
「アレンジ押し花展」も9月13日(日)までで、最終日は16時までとなっております。
野性味あふれるサボテン・多肉植物と
ゆったりとした装飾美の押し花2つの展示会をぜひ、見に来てくださいね。
*2つの展示会は最終日の終了時間が異なります。ご注意ください。*















