本日、9月9日(火)から緑のセンターでは2つの展示会が始まりました(どちらも最終日15日(月祝)16時まで)。
展示温室で「サボテンと多肉植物展」、
ホールと中2階で「あけび・籐作品展~自然からの贈り物(くらしの中のかごづくり)~」です。
まずは「サボテンと多肉植物展」。
こちらは札幌カクタスクラブの会員の皆さんの愛培品を展示しています。
今年は「生きている宝石」と呼ばれる玉メセンのコーナーを中心に約205種292鉢が並びます。
玉メセンと呼ばれる種はいくつかありますが、
そのうち多くを占めているのはリトープス属とコノフィツム属です。
展示もやっぱり多いですね。写真中央はリトープス、写真右がコノフィツム。
どちらも1対の葉が基部で癒合して真ん中の切れ目から花が上がり、
秋に古い葉が破れ、中から新しい葉が脱皮して出てくるように見えるのも同じです。
違いは、というとリトープスのほうが細胞分裂するかのように横へ広がっていき、
上部の模様が色を塗ったように幅広に入るものが多いようです。
コノフィツムの模様は細くくっきりしていること、花色も様々あり、
上部が平らになっていない足袋のような形や鞍のような形などもあること、
増えるときは基部のわきから次々出てくるので株状に増えるという違いがあります。
この他、多肉植物の寄せ植えやツルが伸びて基部がごつごつした亀甲龍、
サボテンも今花が咲いている天司丸、黒いとげの黒王丸などがあります。
カラフルで可愛らしい多肉植物や力強いとげが魅力のサボテンを見に来てください。
さて、ホールと中2階で開催しているのは
「あけび・籐作品展~自然からの贈り物(くらしの中のかごづくり)~」。
こちらはあけび工房らせんの先生と生徒さんの作品展です。
ホール正面には先生と師範の方々の作品、入ってすぐは中級・上級クラスの方。
中2階には初めて間もない方から3年くらいの初級の方々の作品が128点を展示しています。
それぞれあけびか籐(ラタン)を編んでかごなどを作りますが、
上のクラスになるに従い、作品の大きさは大きく、編み方も複雑になっていきます。
すぐに使いたくなる実用品が多いのでこういったもの作れるのってうらやましいです。
目を引いた作品をいくつか紹介しますね。
左からあけびのバック。よく見るとあけびの皮を剥いで薄くし、着色してあるあけびと
ふつうのあけびを編み込んであります。
これからの季節に持ち歩きたいなー。
写真中央はあけびで編んだ平たいトレー。
大きさが直径50㎝位あります。あけびで作った作品でこんなに大きいものはあまり見ません。
写真左は籐(ラタン)で作ったお花のブーケ。らたんは着色しやすいそうで、とてもカラフル。
入れている壷もラタン製です。
植物を材料に身近な作品の数々をぜひ見に来てくださいね。
スキー山の撤去工事が始まってきます
(詳細はトップページにあるお知らせ(PDF)をご覧ください)。
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