日中、晴れると暑いくらい、朝晩は寒いくらい、と晩夏と秋を行ったり来たり。
そんな中でも今一番の見ごろを迎えているのは野草園の「レンゲショウマ」ではないでしょうか。
先日、キレンゲショウマと共に咲き始めました、とお話ししましたが、
レンゲショウマがたくさん咲いている!
例年ですと、キレンゲショウマがたくさん咲いて、
それからレンゲショウマが咲いて、という感じだったのですが、
今年はキレンゲショウマも咲いてはいますが、まだ、ぼちぼち。
ですが・・・レンゲショウマのほうが先にたくさん咲いています。
このまま咲くとレンゲショウマがいつもより早く終わってしまうかもしれません。
花茎が4本あるので順次咲いていくと思いますが、
見てみたい方はお早めに。
文章でレンゲショウマとキレンゲショウマと書くと色違いの花のように聞こえますが、
立派に別物です。
レンゲショウマはキンポウゲ科の植物で、学名はAnemonopsis macrophylla です。
学名の”Anemonopsis”は近縁の「アネモネに似た」という意味だそうです。
しかも、日本特産で、本州に分布しています。なので、豊平公園のは植栽したものです。
一方、キレンゲショウマはユキノシタ科の植物で、こちらの学名はKirengeshoma palmata。
こちらは東アジア原産で日本の本州のほか、中国などにも分布します。
見た目も全然違いますよね。
野草園のキレンゲショウマは株も大きいのでまだまだ咲き続けます。
一つの花茎から何個も咲き、重さで花茎が垂れ下がるように見えます。
レンゲショウマもキレンゲショウマも豊平公園の野草園の中の同じブロックにあるので
見比べてみてくださいね。








