ゴールデンウィークも中休みの5月になりました。
本日1日より豊平公園で初めての開催となる「ゼラニウム展」が始まりました。
ゼラニウムの仲間は南アフリカを中心とした地域に分布し、
日射量が多いが夏は涼しく、湿度も低い環境で生育しています。
現在お花屋さん等で見られるゼラニウムはそれらを交配した園芸品種がほとんどです。
北海道は梅雨がなく、夏期が冷涼なことから本州に比べて栽培しやすといえます。
そんなゼラニウムの中でも、ゾーナル系と呼ばれる四季咲きの栄養系ゼラニウム、
アイビーのような葉が特徴的なツタバゼラニウム、
様々な芳香が楽しめるセンテッドゼラニウムなどが中心の展示会です。
豊平公園でコレクションをしているゼラニウム類の展示のほか、
ゾーナル系を中心にゼラニウムの展示即売しております。
↑上の写真は販売コーナーの写真ですが、同じようなゼラニウムのゾーナル系でも
花の色や花弁の形に違いがあるほか、葉の斑の入り方も違います。
←花のアップ。ピンク、サーモン、白、赤・・・カラフルですね。
このほか、星咲きゼラニウムの八重咲きや濃い赤の花のツタバゼラニウムの「カリオペ」など庭先やベランダに彩りを添えてくれるゼラニウムが並びます。
販売品の価格は450円のポットサイズから1,500円の大きな鉢まで色とりどりです。
また、展示品には(すみません、こちらは非売品です)センテッドゼラニウムがあります。
センテッドゼラニウムは花は小さめですが、葉も含めてローズやレモン、パインなどに似た芳香があり、精油の原料にもなります。
個人的には香りも楽しいですが、葉の形がそれぞれ異なる点も見てほしいです。
手のひら型や切れ込みの深いもの、丸っこいものもあり、見るだけでも楽しめます。
育てやすく、色鮮やかで見て楽しくて、香りも楽しめてしまう「ゼラニウム展」は
5月12日(日)まで開催しています。
さてさて、センターだより5月号が出来上がりましたのでお届けします。
下記↓↓↓↓↓をクリックしてご覧ください。
今月の内容は
表紙:ナニワズ
今月の作業:鉢花の戸外だしと管理、エダマメの種まき、Q&A(農薬の希釈の仕方と早見表)など
まだ外は少し寒く、いつもより花も衣替えも遅くなっています。
それでも、春が来て、少しづつお天気を見ながら作業していきましょう。
ちなみに豊平公園のカタクリは・・・
まだ咲いていませんが、晴れるのをいまか今かと待つようにたくさんの蕾がついています。
今年は晴れたとたんに一斉に咲くような気がします。









