2月に入り、1月の厳しい寒さが少し和らいだような日が続いていますね。
吹雪くと寒いですが、お日様が出るとちょっとうきうきしてしまいます。
さてそんな冬の最中、緑のセンターのホールにおいてある赤い枝から白いお花が咲きました。
緑のセンターの展示温室ではいつもいろんな花を展示しているのに、
なにがびっくりか、というと、この鉢はもともと根がない剪定枝を土に挿しただけ、だったのです。
↑この植物はミズキ科の「シラタマミズキ」です。
枝先に小さく白い花が集合して咲いています。アップにすると…
蕾の塊部分の大きなもので約2㎝、一つ一つの花は開いた状態で5㎜くらいでしょうか。
11月に中島公園で剪定した枝をいただき、
クリスマスツリーみたいに飾ろうと
大きめの鉢に土を入れ、枝を挿して倒れないよう突き固めて、
クリスマス飾りもつけて・・・そのまま。
・・・1月のお正月飾りを片付けようとふと枝先を見やると、何か、黄緑色のものがついてる???
1月20日ころにはお水を1回もあげていないのに、小さな葉っぱと花芽が見えてきました。
そして、2月に入り、蕾は白く大きくなってきて・・・ついに、咲きました。
よく見ると、花芽のない枝は乾燥して、枝にしわがより、細くなってきていますが、
花芽のある枝はすごい生き生きしています。
状態としては「挿し木」と同じで、枝の下で発根していると思われます。
まだ枝を抜いてみていないので、どれくらい根があるのかわかりません。
花が咲きだしてちょっと弱ってきたようなので心配ですが、
うまくいくと1,2週間くらい楽しめるかと思います。
一番長い枝で1.8m、切り口の太さも直径3㎝近くあり、まさか、根付くとは・・・
作った本人が一番びっくりしているこの鉢、ちょっと見に豊平公園へ来てみませんか?








