3月29日(土)の西岡公園は,気温9度,日差しは暖かです。
巡視(ゴミ拾いや園内の異常の確認)中に見つけたものをご紹介します。
《ヤマゲラ》
切り株を誰かが派手につついた痕ががありました。
誰だろう?と思っていたら,近くからヤマゲラが飛び立ちました。
お食事中を邪魔してしまったようでした。
《ユスリカ》
木道を歩いていると,雪の上から飛び立つ虫がいたので,よく見たら交尾中のユスリカでした。
蚊に良く似ていますが,人は刺しません。
魚や鳥のエサになっています。
《アライグマ》
湿原を流れる川を上り下りする足跡がありました。
近くで見ると,タヌキの足跡の中に,アライグマの足跡がありました。
人間の手みたいに,細くて長い指が5本見えます。
アライグマは,特定外来生物(もともと日本にいなかった外来生物で,生態系に被害を及ぼすものとして,飼育・販売・放流等が禁止されいている生き物)に指定されていて,北海道の生態系では,「ザリガニやカエルを捕食、生息域が重複するタヌキやキツネを駆逐など」の被害が報告されています。
西岡公園では,どのような被害があるのでしょうか?
今後,調査が進められればと思います。
《木道》
現在,木道にはまだ雪が積もっていて,とても滑りやすく,雪を踏み抜くと落ちる可能性があります。また,川は増水していて,流されるととても危ないです。
通行止めにはしていませんが,歩かれる方は,十分にご注意ください。