今日も秋晴れの一日です。
森の落葉と紅葉が、日一日と深まっています。
そんな西岡公園では今年度最後の「おさんぽガイド」を開催しましたよ。
最終日で晴れていたこともあって、たくさんの参加者に楽しんでもらえました。
池にはキンクロハジロ、マガモ、コガモ、オシドリ、アオサギがいましたよ。
みんな池が凍る頃には別の場所に移動してしまいます。
池が凍って雪が積もっても西岡公園にいてくれる鳥たちにも出会えましたよ。ハシブトガラ、シジュウカラ、コゲラ、アカゲラです。これらは留鳥と呼ばれていますよ。
ヒヨドリもいました。ヒヨドリは南へ渡ってしまうものとこのままとどまって過ごすものがいます。
ヒヨドリはどうんなふうに決めるんでしょうね?
オシドリやマガモが美しい羽根の繁殖羽の生え換わる季節です。
生え換わる途中の、中途半端な色合いのオスたちの姿がありましたよ。
森の中も落ち葉の上をのんびり歩きましたよ。
ドングリが赤い根を土に伸ばしていました。
緑色だった森の中が黄色や赤に変わりつつあります。
さまざまな色と形の果実が楽しい季節です。
これはキミノズミですよ。
ツルリンドウ
ツリバナ
ノブドウ
黒く、ピカピカしているのは、ツクバネソウの果実です。
他にもハリギリ、ナナカマド、ヤマブドウ、ノブドウ、マユミ、キハダ、コシアブラ、センボンヤリ、オニノヤガラ、ズミ、ツリバナ、ヤチダモ、ツクバネソウ、マイヅルソウ、ミズキ、ケヤマハンノキ、ツタウルシ、ツルウメモドキ、ミズナラ、サルナシ、アクシバ、ヤマウルシの果実を観察しましたよ。
花はもうほとんどなく、アキノキリンソウ、ヤマハハコ、ハルジョオンがひっそりと咲いていました。
虫の観察も出来ました。アキアカネ、サッポロマイマイ、エゾマイマイ、カメムシの仲間、クモの仲間、メノコツチハンミョウもみられました。
ケバエの幼虫が集まっているものや、木の根元に糸で作り上げた巣のあつまっている毛虫をキャーといいながら観察もしましたよ。
今年度のおさんぽガイドは本日が最終回でした。
どの回も、とっても楽しかったですね!
参加して頂いた参加者の皆様、楽しいガイドをしてくださったボランティアの皆様、ありがとうございました。