今日は気持ちよく晴れ上がり、トンボが飛び交い、野鳥の鳴き声やセミ、コオロギなどの鳴き声が聞こえています。園路沿いにはキノコたちがポコポコ顔を出していますよ。
そんな西岡公園では「おさんぽガイド」が開催されました。
池の周りをみんなで歩き、マガモやカイツブリを見ましたよ。この季節のマガモは、オスもメスもみんな地味な茶色っぽい色でした。カモ類は繁殖期が終わると羽が生え換わります。その時に生えてくる羽は雌の羽のような地味な色の羽になります。でもくちばしを見るとバナナのように黄色いのはオスなので区別がつきますよ。
マガモたちが頭を水面に潜らせてお尻を水面に出してエサを食べていましたよ。
園内にはいろいろな植物の果実が実っています。
ツクバネソウの黒い果実や
チョウセンゴミシの果実
アクシバの果実
ナニワズの赤い果実、そして夏の間休眠していた葉がもう出てきていましたよ。
サラシナショウマの花も咲き始めました。
ゴマナの花の茎には虫こぶがついていましたよ。
湿原にはオオバセンキュウが咲いています。西岡公園では最後に咲くセリの仲間です。
他にもアキノキリンソウ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ、ツリフネソウ、ハッカ、オオアワダチソウ、オオイタドリ、カリガネソウ、ハンゴンソウ、カノツメソウ、ヨツバヒヨドリ、ツルニンジン、ミヤマニガウリ、クサレダマ、コシロネ、ヤマハギ、ヤブマメ、コシアブラ、エゾリンドウ、ヤマハハコ、キンミズヒキなどの花が咲いていましたよ。
キノコも色々な形や色のものがありましたよ。
これはつつくと中から胞子が出てくるホコリタケです。
クジャクチョウやヒョウモンチョウなどもいましたよ。
クジャクチョウはこのまま成虫の姿で春まで越冬するようです。
参加された皆さま、ボランティアガイドの皆さまありがとうございました。
次回のおさんぽガイドは、9月16日金曜日です。
■時 間:13時から15時
■参加費:100円(保険料込)(定員15名)
■参加方法:電話(011-582-0050)
または管理事務所窓口にてお申し込みください。
西岡公園の管理事務所では大人気の菓子工房「fika.」さんのクッキーを販売中です。
北海道の小麦粉、平飼いの卵、バターなどを使ったやさしい味のクッキーをオリジナル詰め合わせを「西岡公園お散歩セット」にしてもらいましたよ。
他にも、間伐材で作った虫かごや、西岡公園の生きもの達をデザインしたストラップ、森の材料で作ったリースなどのクラフトを販売中です。西岡公園のボランティア「森の工作」の皆さんが一点一点、手作りで作ってくれています。
数量限定なのでお早めにどうぞ。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公園をご利用される際には、以下の対策についてご協力をお願いします。
他の人と距離をあけて利用しましょう。
すいた時間、場所を選び、混んでいるときは利用を控えましょう。
管理事務所への出入りの際には手指消毒にご協力下さい。
短時間のご利用にご協力ください。
大人数の飲食・飲酒を伴う集まりは控えましょう。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
ご不明な点がございましたらスタッフへお申し出ください。
これからの季節はウルシやダニ等の対策のため肌を出さない装いと、歩きなれた靴で散策をお楽しみください。皆様のお越しをお待ちしております。