4月8日「おさんぽガイド」開催しました

今日の西岡公園は朝のうちは雪が降ったりしていました。午後になると太陽が顔を出してくれて、今年度初のおさんぽガイドは春の日差しの中でスタートを切ることが出来ましたよ。

管理事務所で、ボランティアの皆さんからフキノトウの雌株と雄株の見分け方や、園内もたくさんあるヤドリギについてのお話を聞かせてもらいました。

池の向こうには、まだ雪をかぶって真っ白な恵庭岳の山頂が見えていましたよ。

少し融けた池に訪れた水そりを観察する参加者の皆さん

池の氷はまだ凍っている部分が多く、去年より解氷が遅れています。

ケヤマハンノキ花

園内も雪が積もっていますが、もう咲いている花もありました。ケヤマハンノキの花が3月から咲いています。高い場所でゆらゆらしているのが木道からも観察出来ます。折れ枝を見つけたので、手元で観察しました。

この毛虫みたいなのは雄花序(雄花の集まりです)。揺らすと黄色い花粉が出てきましたよ。根元の方にある濃い赤色のが 雌花序です。

エゾヤナギの花

エゾヤナギの花も見つけました。枝先に黄色くふんわりしているのが雄花です。虫や鳥が喜んで集まります。

他にもフキノトウも咲いてナニワズの黄色い蕾や、花びらを閉じたフクジュソウも見つけました。

雪の残る園内にもちょっぴり春がやって来ていますね。

オオアカゲラ

花の少ない園内ですが野鳥達がみんなを楽しませてくれましたよ。

オオアカゲラ、コゲラ、キクイタダキ、ミソサザイ、ルリビタキ、エナガ、トビ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、マヒワ、マガモ、コガモ、カイツブリ。

双眼鏡で野鳥観察を楽しむ皆さん

たっぷりと野鳥観察を楽しみました。

地面に落ちた種子をついばむキクイタダキをみんなでゆっくり見られたのは嬉しかったですね。

湿原から池に川が流れ込む

湿原のアシは雪で倒されていてその上を雪解け水が流れています。

池からはカイツブリの元気な鳴き声が聞こえます。

ミズバショウの芽が所々に顔を出していました。

ワカサギ

川をのぞき込むと魚が群れで泳いでいました。

ワカサギです。この季節の短い間に見られます。

あっという間の二時間でした。楽しかったですね。

参加された皆さま、ボランティアの皆さま、お疲れ様でした。

 

おさんぽガイド4月の予定

4月15日、22日、29日

各日13時からスタート(2時間程度)

 

参加費

おひとり100円(保険込)

 

持ち物

参加費、マスク、お飲み物など

 

服装

歩きなれた靴・長靴

天候により雨具

 

申し込み方法

当イベントは事前申し込み制のため(定員15名)、あらかじめ公園窓口またはお電話(011-582-0050)にてお申し込みください。

 

お願い

新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスクの着用をお願いしております。

また、参加当日は、あらかじめ体温の測定をお願いいたします。

 

 

園内は解けかかった雪が積もっています。融けたところがぬかるんだり、滑りやすくなっています。

しばらくは続きそうなので、散策の際には足元にはお気をつけください。

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公園をご利用される際には、以下の対策についてご協力をお願いします。

他の人と距離をあけて利用しましょう。

すいた時間、場所を選び、混んでいるときは利用を控えましょう。

マスクをつけましょう。

利用後はしっかり手洗い・うがいをしましょう。

短時間のご利用にご協力ください。

大人数の飲食・飲酒を伴う集まりは控えましょう。

 

皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。

ご不明な点がございましたらスタッフへお申し出ください。