見上げると木々の新緑が眩しく綺麗ですが、今日は厚い雲に覆われた空とかなり肌寒い気温となりました。参加者の皆さんは「寒い、寒い~」と言いながらも開花し始めた花を見つけては熱心に質問などをされていました。
園内はスミレが見頃となっております。こちらの写真はタチツボスミレ。散策路沿いにまとまって咲いているので、ぜひ屈んで観察してみてください。
ぱっと見は同じように見えますが、こちらはオオタチツボスミレ。花の後ろに飛び出た「距(きょ)」と呼ばれる部分が白いのが見分けるポイントです。
オオバナノエンレイソウも開花しました。木道脇で見られますが、散策路沿いにはミヤマエンレイソウとエンレイソウもまだ見られますので、見比べてみるのも良いかと思います。
散策路沿いにはまとまって咲いているヒトリシズカも見頃です。艶々とした葉に包まれているヒトリシズカは、これからまだ咲き始める株もありますので、もうしばらく楽しめそうです。
園内はミズバショウやエゾヤマザクラがほぼ終わりに近づいていますが、散策路には蕾をつけた植物も多く見られます。
今年はあちこちで見られるフデリンドウも蕾が少しだけ色づいているのが分かります。直径1cmほどの小さな花ですが、咲く場所を覚えておくのも楽しみの1つです。
開花は5月の下旬頃からになると思いますが、マイヅルソウの蕾も多く見られます。真っ白な小さな花が一斉に咲きます。
おさんぽガイドは、どなたでも参加できます。植物が好きな人、野鳥が好きな人、昆虫が好きな人・・・様々な人と一緒に歩くと、今まで気づかなかった新たな発見がありますよ!
皆さまのご参加ぜひお待ちしております。