子りす工房~おとなの日plus「草木染め」を行いました!

子りす工房は、事務所スタッフとボランティアで、企画運営している行事ですが、
「いつもの子りす工房では、できないことをやってみよう!」ということで、今回特別に
子りす工房plusとして「草木染め」を行いました。
講師には、遠く奈良県から、曽田よう子さん(手染めと糸のワークショップ主宰)をお迎えしました。

今回は、西岡公園で採れたどんぐりなどの木の実、花壇のラベンダーなどを
使って、毛糸を染めました。
「ミズナラのドングリ」「ラベンダー」「ハクウンボク・シラカバの樹皮・ツルアジサイ」の3つに分けて、
それぞれに銅や鉄などの金属を掛け合わせると、なんと18通りの色ができるそうです。
どんな掛け合わせでどんな色になるのかは、やってみないとわからないので、
想像しながら組み合わせを選ぶのが、楽しかったです。

自分の毛糸を染める組み合わせを決めたら、いよいよ毛糸を染めていきます。
大きな鍋を使って、木の実などを煮出す作業は、意外に重労働。
でも今までの子りす工房では、やったことがない作業ばかりなので、とっても新鮮でした。
液に漬ける度に、毛糸の色が変化して、ドキドキワクワクの連続です。

3時間の行程の末、18通りの染めが完成しました。
茶色がメインでしたが、薄い茶色から、緑がかった茶色、クリーム色や
淡い黄色など、どれも本当に優しい色に染まりました。
参加者の皆さんも、大満足だったようです。

いつもは、リースやクラフトに使う木の実も、こんな使い方ができるんだなぁと
とても勉強になる、貴重な体験でした。
子りす工房では、またいろいろなことにトライしてみたいと思っているので、
楽しみにしていてくださいね。