7月9日、西岡公園の新企画「いきものわくわくビギナーズ」を開催しました。
第一弾はカタツムリ編。
子どもから大人まで、カタツムリをもっと知りたい!という皆さんが集まってくれました。
講師は、北海道大学大学院森林生態管理学研究室の森井悠太さん。
この日着ているTシャツのロゴは、「心が折れるより骨が折れるほうがましだ」と書かれていました。
実は、西岡公園でも取り組んでいる「プレーパーク」活動を応援するTシャツです。
西岡公園のことをよく分かっている、さすが!の講師です。
さてさて、さっそくカタツムリ調査に出発です。
カタツムリを探すとなると、、、、、写真のようにまずはあたりを見回して探します。
葉っぱの裏をめくってみると・・・・・木の幹をよ~く見てみると・・・・・
いたいた!カタツムリがちょっこりいました!
上ばかり見ている参加者をよそに、森井さんは地面に這いつくばってカタツムリを探します。
そんなに這いつくばらなくてもいいんじゃないかな~と思っていると・・・・・
かっ・・・・・かわいい!!!
5mm、いや2~3mmとも思えるちっちゃいカタツムリを見つけてくれました!
これには、一同「おお~!」と唸るばかり。
落ち葉の中から、こんなにもかわいいカタツムリを見つけるなんて、すごい!

最後はみんなで川に入って、カタツムリの仲間を探しました。
タモアミでゴシゴシと川底を探ってみると・・・・・いたいた!
カワニナやモノアラガイが出てきました。
そして森井さんは、川の中でも、2mmほどの小さい小さいドブシジミの仲間を見つけてくれました。
「え~カタツムリなの?小石じゃないの?」と思っても、
ルーペでよ~く見てみると、小さくってもちゃんと一人前のカタツムリや貝なのが驚きです。
ミクロの世界に魅了されてしまいそう・・・・・
最後は管理事務所に戻って、森井さんからもらったヒメマイマイの殻を磨いて標本を作りました。
採集日や場所などが書かれたラベルをつけると、なんだかとってもかっこいい!
これから森を歩く中で、カタツムリの殻を見つけたら、こんな風に磨くと楽しそう。
雨の日に森を歩くと、エゾマイマイやサッポロマイマイには良く出会いますが、
今回の講座では、地面を這いつくばったり川の中を覗いてみると、
他にもたくさんのカタツムリの仲間が見つかることを知りました。
同じ森でも見方を変えると、たくさんの発見があることを教えてもらいましたね。
講師の森井さん、コーディネーターの長谷川さん本当にありがとうございました!
次回のいきものわくわくビギナーズは8月13日に「マダニ編」を行います。
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今度はどんなおもしろ先生がやってくるのかな?
お楽しみに!