今日のガイドウォークは立ち止まるには少し肌寒いけど
歩くのにはちょうどいい陽気となりました!
西岡公園の紅葉はピークから終わりに差し掛かり
そよ風だけでも木の葉が舞うようになってきました。
そんな中でも日の当たる場所によっては鮮やかな黄色や橙色がまだ十分に楽しめます。
今年の紅葉は赤色をそこまで多くは望めませんが
赤く染まりきる前のハウチワカエデが陽に透けた様は見事です。
紅葉の季節に来園者の方が(私たちも…)見落としがちなのが
来春へ向けての息吹です。
上の画像のきれいな緑色はミズバショウです。
今のうちにチェックしておくと来春に咲く場所や数がおおまかに把握できます。
そして落ち葉の下にいるせいで踏まれてしまいそうなのが
こちらのトケンラン(画像上)やコケイラン(画像下)
コケイランはこのまま越冬して6月初旬に花が咲いたら葉は枯れて、
秋にまた新葉が顔を出します。
自由広場よりも東側(山側)の園路にいるのでお気を付けください。
こちらはフッキソウ
厳寒期には葉が首を垂れる様に下へ丸まっていくようです。
そして春にはまたシャキッとして花を咲かせてくれるはず!
これらの植物たちは来春にどんな表情を見せてくれるのでしょうか。
ガイドウォークは来週で一度終わってしまいますが、
来春にこれらの植物のその後をまた観察してみたいですね!
===番外編========
この丸いものはなんでしょう?
答えはヨモギハシロケタマフシ
西岡公園の中でも数種類みられる虫こぶの一種です。
この球の中には虫の幼虫がいます。
名前はヨモギハシロケタマバエ
そのまんまですね。
虫こぶは虫や菌などが植物に寄生した際に、
その植物の組織が虫たちに都合のいいように変化してできたものです。
すぐそばに食べ物があって、安全に暮らせる環境・・・
こんな環境を作り出せるってかなりすごいですよね。
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ガイドウォークは毎週金曜日13時~15時に開催中!(参加費:100円)
来週はついに今シーズンラストです!
皆様のご参加お待ちしています!