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【第56回 緑の絵コンクール】入賞作品展示中です!

本日、2022年11月18日(金曜日)より第56回緑の絵コンクール入賞作品を
さっぽろ地下街オーロラコーナー(オーロラタウン内)にて展示しております。
お近くにお越しの際はお立ち寄りください。

 

「緑の絵コンクール」は「身近にある緑」をテーマに札幌市内の小・中学生から作品を募集しています。

このコンクールは昭和42年からはじまり、平成9年の第31回から札幌市と公益財団法人札幌市公園緑化協会が共同で開催し、今年で56回目を迎えました。

 

<第56回緑の絵コンクール入賞作品展>

展示場所:さっぽろ地下街オーロラコーナー(オーロラタウン内、コクミンドラッグとローソン間の通路)

展示期間:2022年11月18日(金曜日)から11月22日(火曜日)まで

※最終日(11月22日)は17時までの展示となります。

【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第16回目「冬囲い」

2022年11月12日(土曜日)、第16回目となる「冬囲い」の実習を平岡樹芸センターで行い、9月の剪定も教えて下さった鮫島宗俊さんが今回の講師を務めました。

冬囲いの目的や適期等を講義形式で学び、講師の冬囲いの実演を見てから一人一本ずつツツジの冬囲いを行いました。

 

講師の鮫島宗俊さん

 

実演の際に縄の結び方や枝の絞り方を説明しながら実演してくださったのですが、いざ、形もそれぞれ異なる木を目の前にするとどこを絞ったら良いのか等、悩まれている様子でしたが、一人一人の所を回って教えて下さいました。

絞り方を説明する様子縄の結び方を説明している様子

冬囲いのポイントは雪が載らないように枝を絞ってコンパクトにすることだそうです。

あまり強く絞ると枝が折れちゃうのでは?と皆さん遠慮がちに絞っていましたが、思っているよりは枝がしなるので、木の事を考えながらなら少し強めに絞っても大丈夫だそうです。

実習が終わる頃にはツツジたちもスッキリとまとまった姿になっていました。

4月から始まった講座も次回、11月26日(土曜日)に最終回を迎えます。

次回は講義のほかに、修了された方へ修了証授与も行いますので、ぜひご参加ください。

 

【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第15回目「土づくりと堆肥」

2022年10月22日(土曜日)、第15回目となる「土づくりと堆肥」の実習を百合が原公園で行いました。講師は百合が原公園職員の佐々木博一さんが講師を務めました。

講師の佐々木博一職員

 

今回の講座では、はじめに講義形式でなぜ土づくりが必要なのか、土の種類や堆肥と肥料の違い等について学んだ後に、バックヤードで落ち葉堆肥づくりの実習を行いました。

バックヤードでは百合が原公園で刈取った植物を使った草堆肥や落ち葉堆肥が作られていたり、昨年の受講者さんが作った落ち葉堆肥が保管されていて、昨年作った落ち葉堆肥は表面を軽く避けると中はかなり土っぽく、もう堆肥として使える状態になっていました。

落ち葉で手軽にこんな風に堆肥が出来るなら自宅とかでもやってみようかなぁという声がちらほらあがっていました。

刈り取った草を集め、堆肥化している様子去年のガーデニング講座受講者さんがつくった落ち葉堆肥

 

さて、いよいよ落ち葉堆肥作りです。

落ち葉をコンテナに少しずつ入れては踏みしめて、また落ち葉を入れて踏みしめてをコンテナがいっぱいになるまで繰り返していきます。

特にフチは堆肥化しづらいので、しっかりと踏み固めます。

落ち葉を踏み固める様子落ち葉を踏み固めている足元の様子

コンテナの中で何度も何度も足踏みをするので結構いい運動になり、上着がいらない程でした。

コンテナがいっぱいになる頃には落ち葉を積んでいたトラックの荷台がすっかり空になり、目に見えて達成感を感じられました。

すっかり空になった荷台

必要なものは落ち葉と足踏みをする体力だけで捨ててしまうはずだった落ち葉が堆肥として役立てることが出来るので、良かったらご自宅等でもチャレンジしてみてください。

 

【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第14回目「秋植え植物の活用」

2022年10月15日(土曜日)、第14回目となる「秋植え植物の活用」の実習を円山公園で行い、旭山記念公園主任の岡田宗之さんが講師を務めました。

講師の岡田主任

今回の講座では、初めに秋に植える球根の種類や管理方法、選び方等について講義形式で教わり、5月に受講者の皆さんに植えてもらい、今まで円山公園に彩りを添えてきたコンテナを秋に植えて早春も楽しめるチューリップとパンジー・ビオラを組み合わせたコンテナへと植え替えの実習を行いました。

円山公園に設置していたコンテナの様子(10/14撮影)円山公園に設置していたコンテナの様子(10/14撮影)

花もまだまだ咲いていたので、抜き取りの際には何だかもったいないね~なんて声も聞こえてきましたが、全て抜き取ってしまいます。

講義のようす抜き取りの様子

 

全て抜き取り、根等もキレイに取り除いたら落ち葉堆肥を漉き込み、チューリップの球根から植え込んでいきました。チューリップの球根は向きを揃えると葉が出る向きも揃い、統一感が出るそうです。

落ち葉堆肥を漉き込む様子チューリップの球根を植え込む様子

チューリップの球根を植えた場所にはくぼみをつけ、どこに植えたのかわかるようにして球根の間にパンジー・ビオラが入るように並べました。

植え込む際に土を掘ると目印が消えてしまうので、小枝をさして目印にしている方もいらっしゃいましたよ。

球根とずらした位置に苗を配置する様子目印として小枝を利用している様子

来春、どんな姿を見せてくれるか楽しみですね。

5月上旬頃にチューリップ等も開花するそうですので、ぜひ来年も円山公園を訪れてみてください。

 

【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第13回目「宿根草の管理」

2022年10月1日(土曜日)、第13回目となる「宿根草の管理」の実習を百合が原公園で行い、講師は百合が原公園職員の原さんが務めました。

講師の原職員

まずは宿根草とはどんな植物のことを指すか、宿根草の生育サイクルや株分けの目安、株分けの際のポイント等を園内で実際の宿根草を見ながら教わりました。

散策の様子(ボーダーガーデン)散策の様子(ビーチヘッジ)

今回の実習でも行った「株分け」の際に大事なことは、芽を残して株分けすることだそうです。

土の上に芽が出来るものや今年の芽の更に上の位置に新たな芽が出来るもの、ギボウシでも大型種と小型種での芽の大きさの違い等、色々な種類の芽の付き方を見せてもらいました。

地上部に出来ているサクラソウの芽ギボウシ(小型品種)の芽

芽の出来る位置や宿根草について学んだ後はいよいよ実習です!今年もヘメロカリスの株分けを行いました。

講師のデモンストレーションを見ていると簡単に分けることが出来そうに見えたのですが、いざやってみるとどこが分かれ目か、へメロカリスなのか、はたまた雑草なのかも意外とわからないものでした。

ヘメロカリスを掘り上げる様子株分けの様子

植え床づくりの様子天地返し(表層の土と下層の土の入れ替え)の様子

土壌改良の様子植込みの様子

今回は輪作を防ぐために元の植え床から少しずらした位置に新たに植え床をつくったりと、なかなかに重労働でしたが皆さんお疲れ様でした。

来年どんな風に花を咲かせるか楽しみですね。