ガーデニング講座【見学会】大通公園西8丁目花壇
4月20日(水)、ガーデニング講座の受講者さんと一緒に大通公園西8丁目にある花壇を見に行きました。
この花壇では、ガーデニングリラの会のみなさんがボランティアとして、花壇デザインから植え込みや管理、秋のかたづけまで一年を通して活動されています。
ガーデニングリラの会とは、さっぽろまちづくりガーデニング講座の前身である「さっぽろ緑花園芸学校」の卒業生が中心となって立ち上げた団体で、さっぽろまちづくりガーデニング講座の先輩にあたります。
昨年8月には、ここで「夏花壇の管理」の実習をおこない、ガーデニングリラの会のみなさんからたくさん教わりました。
左は今日のようす。右は昨年8月のようす。今年の夏もここで「夏花壇の管理」の実習をおこないます。


さて、花壇をみると、雪の下で春を待っていた宿根草たちが顔を出しています。
ここに花苗を植え込むのですが、そのまま植えるわけではありません。
でこぼこしてしまった土を平らにしたり、不要な枯れ草を取り除いたりして、苗を植える環境をととのえます。
そういえばあちこちに見えるピンクのテープは一体何でしょう。
ピンクテープがペグに結びつけられていて、よく見ると文字が書いてあります。「オダマキ」?
冬の間、地上部を枯らして地下で冬を越す宿根草は、春に再び芽を出すまで、どこに埋まっているかわからなくなることがあります。
このように、植えた植物の種名をテープに書いてペグを打ち込んでおけば、どこに何が植わっているか一目瞭然です。
このペグと秋につくっておいた図面を見ながら、春の植え込みをおこなうのです。
ちなみに、下の画像は昨年秋のようす。
50cmごとに目印となるラインをつけて、植わっている宿根草を図面に記録し、テープをつけたペグも打っていました。
今日見学したのは植え込み作業のほんの一部ですが、花壇を美しく保つための苦労や工夫が垣間見えたように思います。
しかし、それ以上に花壇管理にたずさわるボランティアのみなさんの楽しそうな様子が印象的でした。
大通近辺にお越しの際は、ぜひ大通公園西8丁目の花壇にも足を運んでみてください。
ボランティアのみなさんから愛情をたっぷり受けた美しい花たちが迎えてくれることと思います。
さて、昨日とは打って変わって暖かかった今日。
大通公園や創成川公園のあちこちで春を感じることができました。
大通公園5丁目のキタコブシは4分咲きくらいでしょうか。ライラックも花を咲かせる準備万端、創成川公園の芝生ではチオノドクサがあちこちで満開でした。








