ガーデニング講座【実習編】⑥夏花壇の管理
8/22(土)、ガーデニング講座の実習を行いました。
今回の実習のテーマは夏花壇の管理、場所は大通公園西8丁目にある4面の花壇、講師はガーデニングリラの会大通班のみなさまです。
講師役のガーデニングリラの会のみなさん。実は「さっぽろまちづくりガーデニング講座」の前身である「さっぽろ緑花園芸学校」の修了生が中心となっている団体なのです。
札幌市と「さっぽろま ちづくりパートナー協定」を締 結しているサッポロビール株式 会社から花苗やホップ、資材の 提供をうけて、ボランティアとしてガーデニングリラの会の皆さんが西8丁目の花壇を作っています。
リラの会の皆さんと受講者さんたちが、一緒に花壇のメンテナンスを行いました。
みんなで丁寧に花がらをつんだり、切り戻したり。地道な作業が花壇を美しくするのです。
花の時期が長い一年草の手入れは比較的楽とのことですが、宿根草はこまめな手入れを必要とします。この花壇には宿根草がたくさん植わっています。手塩にかけた花たちが無事に冬を越し、春に芽吹き、そしてまた花を咲かせる。まるで花と人との二人三脚のようです。
ホップの小径にあるアーチを見上げるとホップがたわわに実っています。
今回はこのホップのツルも手入れをするので、ホップの実をみんなで観察しました。普段は勝手に採ってはいけないので貴重な体験です。
苞の付け根をよーく見ると黄色い粒が付いています。この粒がビールの香りと苦みのもとになるそうです。
手入れをしてスペースが空いた場所には、苗を補植します。苗それぞれの特徴を説明していただきました。
どこにどんな苗を配置しようか。相談しながら進めます。
全体のバランス、成長度合、いろんな要素を考えて植えていきます。
植えたところにはプランツネームを設置します。
黒地に黄色文字なので色弱の方にも読みやすいそうです。
皆さんの実習の成果がこちら。花壇がすっきり明るくなりました。
北国の花壇。冷涼な北国によく合うさわやかな花壇です。
ホップの小径。ホップを中心に暖色系の花で構成されています。
札幌の中心部にある大通公園西8丁目花壇に、ぜひいらしてください。
都会の真ん中とは思えない、自然で温かみのある優しい雰囲気で、みなさまを迎えてくれることでしょう。
おひさまがまぶしく暑い日でしたが、夕方には秋の風が吹いていました。














