【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第9回目 花壇メンテナンス
2025年6月28日土曜日、2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第9回目「花壇メンテナンス」の実習を百合が原公園で行いました。講師は当協会職員で百合が原公園勤務の戸倉倫が担当しました。
今回は、1か月前に「一年草の花壇づくり」の実習で受講者のみなさんと一緒に植え込みを行った、緑のセンター前の花壇を使ってメンテナンス方法を学んでいきます。
まずは、ユリの支柱立てについて学びます。
支柱は茎にぴったりと添わせて立てると思われがちですが、球根を傷つけないために、茎からやや離して支柱を立てるのがポイントです。
講師からは、固定に使うビニタイの巻き方についても解説があり、ユリの生長に合わせて茎を傷つけず、また外すときに手間がかからないように工夫する方法が紹介されました。
講師のアドバイスをもとに、参加者のみなさんも支柱立てに挑戦しました。初めて行う方もいらっしゃいましたが、みなさんスムーズに取り付けていきました。
続いて、施肥について学びます。
ついつい「もっと大きく育ってほしい」という思いから肥料を多く与えがちですが、それが「肥料焼け」を引き起こすこともあります。講師からは、適切な施肥量や株本からの距離などを実演を交えて解説していただきました。
受講者のみなさんも、まく量や位置を意識しながら肥料を与えていました。
最後は花がら摘みです。
花壇には大ぶりの花や、小さな花が集まったものなど様々な種類の植物が植えられており、それぞれに適した摘み取りのタイミングや方法があります。講師からは資料とデモンストレーションを使って、丁寧な説明がありました。
受講者の皆さんには、学んだ内容をもとに手分けして作業を行い、花壇はすっきりとした印象に生まれ変わりました。
この花壇は、受講者のみなさんと今後も継続してメンテナンスを行っていく予定です。自分たちで植えた花のお手入れをしながら、花壇が変化していく様子を見守っていきましょう。









