【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第7回目 たねダンゴづくり
2023年6月10日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第7回目「たねダンゴづくり」の実習を円山公園を会場に行いました。講師は当協会職員でさっぽろ花と緑のネットワーク事務局の齋藤聡子のほか、‘たねダンゴサポーター’に認定されているタウンガーデナー2名が補助講師として実習をサポートしました。
たねダンゴはポット上げや移植、間引きの手間がいらず、育ってほしいところに育つので、色の配置で文字や形をデザインしてお絵描き花壇にしたり、団子状の手軽さから幼稚園や高齢者施設の種まきイベントにも向いているとのこと。
たねダンゴには種が大きく発芽後の成長が速い植物が良く、発芽温度が実施時期にあっているものを選ぶのが良いと齋藤講師。
今回は今の時期に最適なセンニチコウ、ジニア、ハツユキソウの3種類のたねダンゴを作りました。
土をこねたり、丸めたりという作業に「あんこのようだね」と手慣れた様子で丸める方や、泥団子で遊んだ懐かしさを感じた方もいたようです。
できあがったたねダンゴはパークセンター前の円形花壇に植えます。
すでに植栽されている花苗の内側に植えるため、みなさん苦労するかと思いきやポットから出したり深く掘る必要がないのであっという間に植え終わり、たねダンゴの手軽さを実感できた実習になったのではないでしょうか。
花壇の草取りをした後、先週作ったコンテナガーデンの様子を確認したところ、1週間ですくすくと生長していました。みなさん、自分の作ったコンテナがどれなのかわかっているので、より愛着が湧いているようでした。
たねダンゴが発芽し花が咲く2か月後が楽しみですね。みなさん暑い中での作業、お疲れさまでした。
このほか、齋藤講師からさっぽろ花と緑のネットワークの活動や、花と緑のまちづくりについてもお話していただきました。
まちづくりというと難しく感じてしまいますが、自宅の庭先に花を植える、町内会で街路などの花壇を手入れする、ボランティアとして公園で活動するなど、一人一人の小さな取り組みが札幌の街を花や緑で豊かにすることへつながっていくとのこと。
みなさん齋藤講師のお話から、花と緑のまちづくりを身近に感じたのではないでしょうか。
ガーデニング講座修了後の活動の幅も広がりますね。
さっぽろ花と緑のネットワークHP







