【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第6回目 コンテナガーデンづくり
2023年6月3日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第6回目「コンテナガーデンづくり」の実習を円山公園を会場に行いました。講師は当協会職員で旭山記念公園主任の岡田宗之が担当しました。
まずはコンテナガーデンのデザインと管理のポイントの講義です。
デザインは、コンテナを置く予定の環境や景観を知ることが大切ですが、最初は雑誌やインターネットで見たものや、お店で売っている寄せ植えを再現するなどから始めても良いとのこと。
イメージを膨らませ、コンセプトを決めてデザインする方法もいいでしょうと岡田主任。
植物の色合い、姿・形、配置の仕方、植物の好む環境などによる植物の組み合わせについて教えていただいたほか、土づくりや、水やりの大切さを学びました。
講義の後は、早速1人で1基のコンテナを作っていきます。
水はけが良く、かつ水持ちのよい土にするため、今回はピートモス系の有機質用土と赤玉土を配合しました。大きな袋に入った用土と緩効性肥料を加えて混ぜ合わせます。
それぞれのコンテナに分け入れる場面では、息の合った様子が見られました。
デザインは、黄色とオレンジ色のマリーゴールドをメインにした2パターンがあり、それぞれの配置イメージ図を見ながらシロタエギク、ヘデラ、コリウスなど6種類の苗を手元に準備して植えていきます。
植え終わった後、1基ずつ台車に載せてパークセンター前に運びます。
土と苗が入ったコンテナは大人が4人で持ち上げても重く大変な作業ですが、「せーの!」「よいしょ!」と声を掛け合い力を合わせ、あっという間に運び終わりました。
今回の実習は共同作業が多く、回を重ねるたびにみなさんの団結が強くなっていると感じます。
コンテナはパークセンター横に9基、園路を挟んだ向かい側に3基設置しました。
最後は水やりの仕方です。
水やりは‛優しいシャワー状にする’のがポイントとのこと。鉢底から微塵が出るまで根気よく行うそうです。
岡田主任が行うフワっと優しいシャワーの水やりの様子を目に焼き付け、実習は終了しました。
雨が降る中での実習、お疲れさまでした。
今回寄せ植えしたコンテナガーデンは今後課外活動としてメンテナンスをしていく予定です。
手入れをしながら、一緒に成長を見守っていきましょう。









