日中の気温がプラスになり、雪が少しづつ融けて
春が近づいて来ているな、と感じるようになってきました。
豊平公園の中もまだまだ雪はたくさんありますが、
雪山の高さは着実に低くなってきています。
そんな中、緑のセンターでは「ボタニカルアート展」が始まりました。
さっぽろ植物画同好会の皆さんの作品がホール、中2階休憩室に飾られています。
大きな額作品が54点、机に飾るような小作品が12点の合計66点あります。
ボタニカルアートとは航海時代に海の向こうで見つけた植物を紹介するべく
花、葉、実、根、種などその植物の様子を詳しく描く記録画として始まりました。
カメラなどない時代に記録として残すべく書かれたものですから、
葉脈やしべ、茎に生えている毛までよく観察し、細密に忠実に描きます。
講師の福沢レイ先生をはじめ、長く植物画を描かれている会員さんの作品は
非常に細やかなところまで描かれており、その観察眼と書き込みの多さに驚きますが、
中には豊平公園で開催しているボタニカルアート連続講座から始めて一年、という方もいるのですが、
どの方がそうなのか、わからないことにも驚かされます。
そこに本当に花があるようなボタニカルアートを直接見て
その観察力と緻密さを肌で感じてください。
展示会は3月30日(日)まで開催します(期間中の休館日は3/24)。









