公園に流れこんでくる月寒川
月寒川をせき止めたことで生まれた西岡水源池
水源池ができることで生まれた湿地
といった具合に、色々な水環境がある西岡公園で生きもの調査をする小学生の活動
「西岡ヤンマ団」と「西岡さかな組」
西岡ヤンマ団は、色々な環境ごとのトンボの採集・分布調査を行い、その一部を標本として記録に残しています。
春から秋の終わりまで、季節によって出会えるトンボは変わり、例年40種程度の記録を残しています。
過去に確認できた種数はなんと53種!!
今日もヤンマ団の調査員は54種目を探して捕虫網を振っています。
西岡さかな組は、園内にある川や池、沼などの調査地を巡り、どこにどのような水生生物がいるのかを調査しています。
魚やカエル以外にも、水生昆虫や湿生の植物など水辺の生きものに関わる環境にも注目した活動です。
活動では、生きものへの形態を知るためにスケッチの時間も設けています。
それぞれの活動では、春~秋に採集調査を行い、冬は各自がポスターに自身の調査結果をまとめたり、標本整理をしています。
テーマ決めから作成までを基本的にひとりで行うので、なかなか難しい作業にはなりますが、みんな頑張って製作してくれています。
そんなポスターを携えて、1月~3月の間は市内数カ所で報告展を行っているので、是非皆さんに見てみていただきたいです。
昨年度は、西岡公園、円山動物園、博物館活動センターの3か所で開催しました。
コロナ禍にありながら多くの方に見ていただけて、とてもありがたかったです。
西岡ヤンマ団と西岡さかな組は、毎年4月初旬に新たな仲間を募集していますので、興味のある方は是非ご参加ください!
西岡公園管理事務所でも活動の様子を展示していますので、ご来園の際にはお立ち寄りください。