さっぽろまちづくりガーデニング講座第15回目 秋植え植物の活用
2019年10月12日(土曜日)、第15回「秋植え植物の活用」の講座を園内も秋色に色づき始めた円山公園にて行いました。
講師は5月に「コンテナガーデンづくり」の講師を務めた旭山記念公園主任の岡田です。
実習前に講義形式で耐寒性の強い秋植え球根類と植える時期等を学び、今回植えるチューリップについて説明してもらいました。
その後、屋外へ出て5月に受講者さんに植えてもらったコンテナの様子を観察しました。
植えたばかりの時期はどの植物もバランスよく生長していましたが、
今回観察してみると、コンテナ内の勢力図も様変わりしていました。
まずは植え替えのため、コンテナに植わっている植物を全て抜き取ります。

抜き取る際になるべく土を落とすようにはしていますが、少し目減りしてしまったので、落ち葉堆肥を漉き込み、手で転圧しました。
いよいよチューリップの球根を植えこんでいきます。
球根を植え込む際に、球根の向きを揃えて植えると葉の出る向きが揃い統一感のある印象に、
ランダムに配置すると自然な印象を与えることができます。
今回は自然に見えるようランダムに早咲きのチューリップ3種を植えました。
チューリップの球根を植えこんだ後、屋外でも越冬できるパンジーとビオラも植え込みました。
今回は根の活着を促すために、植え込みの際に花や蕾は取り除いています。
パンジーやビオラをチューリップの球根の上に植えてしまっても、チューリップは上手に間から出てくるので、あまり気にしなくて大丈夫だそうです。
来年の春先どんな様子を見せてくれるのか今から楽しみですね。








