さっぽろまちづくりガーデニング講座14回目 宿根草の管理
2019年9月28日(土曜日)、第14回「宿根草の管理」の講座を百合が原公園にて行いました。
講師は「花と緑のボランティア」の講習でもお世話になったガーデニングリラの会の熊木真智恵さんが務めました。

最初に屋内で宿根草の特徴や扱い方、どんな時に株分けが必要か、今回株分けを行うシベリアアヤメについて等学びました。
また、皆さんのご自宅で育てている宿根草の品種やお悩みを聞いて、育てるのに適した場所や管理方法についてもアドバイスをしていただきました。

講義の様子
宿根草についての知識を深めたところでいよいよシベリアアヤメの株分け実習です。
まずはシベリアアヤメの葉を20cm程度残して切り落とし、その後掘り上げていきます。
混んでいる場所で掘り上げる際にはなるべく根を傷付けないように、直角にスコップを入れて掘り上げていきます。

葉を切り落とした後の様子
掘り上げた株の土を落とし、根の状態を見やすくするために水を張ったバケツの中で土を落としてから株分けします。根の状態が見えるようになったら、前後にひねって2、3芽ずつに株分けし、株分け後は水揚げします。
水揚げ中に花壇おこしと土の補充&土壌改良をおこないました。
土を起こす際に雑草や花壇に残った根っこ、ゴミ等も取り除きました。人形の手が出てきて皆さんびっくりする場面も!散策をする際には落とし物に注意ですね。
花壇の準備が整ったら水揚げしていた株を花壇へ戻します。
だいたい30㎝間隔で戻しますが、この時に苗の生長する進行方向を考えながら植えると大きく育った時にキレイに見えるそうです。

シベリアアヤメを花壇に戻す様子
株分けをしてリフレッシュしたので、またしばらく沢山のお花を楽しむことができそうですね。
今回株分けしたシベリアアヤメは百合が原公園の世界の庭園(有料エリア)内にあります。
例年6月上旬に開花するので、ぜひ機会があればご覧ください。






