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✿園芸学校実習 in 南区✿

8月4日(土)に、園芸学校ABCコース合同の実習がありました。

この日は「みどりの札幌バスツアー」ということで、

南区の公園・緑地を、(有)緑化計画の笠康三郎氏ガイドのもと巡りました。

 

まず始めに向かったのが、「エドウィン・ダン記念公園」。

10年ほど前までは真駒内中央公園と呼ばれていたこの公園は、現在、「グリーンエプロンズ」という

フラワーボランティアさん達によって、素敵な花壇がつくられています。

この日は、「グリーンエプロンズ」代表の狩野さんに、活動内容や植栽についてのお話をして頂きました。

「活動の長続きの秘訣はムリをしないこと。私の役目は”今日はここまでにしましょう。”と言うことです。」と

狩野さんはおっしゃっていました。なるほど~。

その後、落ち葉堆肥やオンコ(イチイ)の樹から生えている不思議なエゾヤマザクラなどを見学し、

最後にエドウィン・ダンの銅像の前で記念写真を撮りました。

   

狩野さん、活動紹介をして頂いたうえにお見送りまでして下さり、本当にありがとうございました!

 

さて、お次は「滝野すずらん丘陵公園」までバスで移動です。

カントリーガーデンではラベンダーやチョコレートコスモスが咲いていました。

フラワーガイドの方達についてもらいながら、お花の名前や管理方法などを聞きながら歩きました。

途中には一面のアナベルが見頃を迎えていました。

アジサイは今年の花芽を残して剪定しないと来年花が咲かないと言いますよね。

しかし何と、アナベルはどこから切っても花が咲くらしく、とても花付きの良い品種のようです。

みなさんもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

お昼休憩をはさんで午後からは、渓流ゾーンにある「アシリベツの滝」に向かいました。

滝までは片道約20分。ここでも植物のお話を聞きながら進みました。

滝に到着して集合写真をパチリ。

今年は雨が少ないこともあり、滝の水量が少ないかなという声もありました。

さて、ここでフラワーガイドのみなさんとはお別れです。

長い時間お付き合いくださり、本当にありがとうございました!

 

いよいよ最後は「石山緑地」です。

石山緑地は、北海道を代表する5人の彫刻家によってつくられた、自然とアートが一体となった緑地です。

明治時代には札幌軟石(石山軟石)の採掘場であり、今でもその岩肌から当時の名残を感じることが出来ます。

この札幌軟石、支笏火山噴火の際の火山灰が降り積もったものらしいです。

これだけの堆積量を考えると、噴火の凄まじさがうかがえますね。

   

 南区石山には、この札幌軟石を使った建物「ぽすとかん(旧石山郵便局)」があります。

白みを帯びた石造りの建物を、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

今回のバスツアーでは、南区の公園・緑地を巡りながら、その土地の歴史についても学びました。

歴史を振り返りながら見る景色は、ひと味もふた味も違う味わいを感じました。

今回1日案内をしてくださった笠さん、本当にありがとうございました!

 

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