ガーデニング講座【実習編】④花木の剪定
平成29年6月24日(土曜日)にさっぽろまちづくりガーデニング講座【実習編】第4回の実習として
平岡樹芸センターにて花木の剪定を行いました。
今回の講師は樹木医、1級造園技能師でもある鮫島職員が担当いたしました。
午前中は剪定の時期や方法、道具の扱い方等について講義を行いました。
講義の中でも印象的だったのは、街路樹等でよくあるそうですが、小さくしたくて剪定しているはずなのに、
誤った剪定をしてしまうと木は生きようと頑張って更に花粉を出したり、どんどん大きくなって行き、
最終的には「花粉が多い」「見通しが悪い」などの理由で木自体を切らなければならない状況になってしまうという話です。
そういった状況を作らないためにも、ここを切ったら5年後、10年後の木の姿はどうなるのか考えて
きちんとした剪定が出来るようになる必要があるんだなと感じました。
さて、講義を終え、お昼を取ったらいざ実習です!
剪定には一人一人の感性があらわれる為、一人一本ずつヨドガワツツジの剪定を行いました。
11月11日(土曜日)の実習でもこの日に剪定した木を冬囲いする予定です。
自分で通年で手入れすると愛着が湧いて来ますね♪
枝を切っていく前にまずは花がら摘みからです。
春には沢山の花を咲かせ、見る人を楽しませてくれていたため、花がらも沢山ついていて
選んだ木によっては実習時間内に剪定まで出来ないほどで自主的に残って剪定まで仕上げていく方たちもいました!
花がらを摘み終えたらいよいよ剪定です。
どれを切るのかいくつも選択肢がありますが、午前中の講義で教わったことを踏まえて
どの方向に伸ばしたいのかよく考えながら不要な枝を切って行きます。
皆さん最初はハサミを入れるのを躊躇しがちでしたが、いざ切り始めるとチョキチョキ軽快に切り進めていました。
大きな一本のツツジに見えていたのも剪定後には2本の木だったことがはっきりわかります。
だいぶスッキリして風通しも良さそうです。
来年もたくさんの花を咲かせてくれると良いですね!
今回実習を行った平岡樹芸センターでは真っ赤なモミジ並木が見られとても綺麗でした。
また、ほんのわずかですが、サクラもまだ咲いておりました。
ぜひ平岡方面へお越しの際は平岡樹芸センターへ立ち寄ってみて下さい☆











