ガーデニング講座【実習編】⑧「球根類の管理」
10月8日(土)、平成28年さっぽろまちづくりガーデニング講座の実習を行いました。
テーマは「球根類の管理」、百合が原公園内の「ムスカリの道」でチューリップ球根の植込みをおこないました。

このエリア全体に植えられる球根は80品種を超えます。
そのうちガーデニング講座実習で植えこむのは、サイロからほど近い場所に36種ほど。数にして3000球を超えるでしょうか。
今回も昨年の実習同様、二人一組になって植えこみますが、その前に、花壇の土をしっかりおこします。
堆肥をたっぷり入れて土の上下を返し、混ぜ込みます。気温が低く肌寒くても、この作業をおこなうと体がぽかぽかあたたまります。
黒っぽい色をしているのが堆肥です。
今回つかった堆肥は、公園内で刈った草や、花壇の花がら、落ち葉などを利用して百合が原公園でつくられています。
公園内をゆっくり走る作業用カートをご覧になったことがあるかもしれませんが、その荷台いっぱいの堆肥をチューリップの花壇にすき込みました。
次回のガーデニング講座実習では、落ち葉をつかった堆肥づくりに挑戦します。
花壇に堆肥を混ぜ込んでフカフカにし、足で踏んで転圧したら、いよいよ球根の登場です。
まずは、球根を並べて位置を決めます。お互いの葉がぶつからないような間隔で植えます。
なぜ葉がぶつからないように間隔を空けるのか?球根を植える向きはあるのか?
実習ではこうしたこともきちんと学ぶことができます。
球根を植える位置を決めたら、穴を掘って球根を植えていきます。
植穴は深すぎても浅すぎてもうまく花を咲かせてくれません。
自分たちの植えた球根が、来春美しい花をつけてくれるように、植穴の深さや球根の向きに気を付けながらひとつひとつ植え込みます。
ここが赤や黄色、ピンク、白、紫、色とりどりのチューリップとムスカリのブルーに包まれるのは、5月頃でしょうか。

なんとも楽しみです。
球根の植込みが終わると、温室前の一年草花壇の手入れをおこないました。


一年を通して花壇の手入れをおこなうと、季節に応じた手入れ方法がよくわかります。
ガーデニング講座【実習編】は、残すところあと二回。
次は、「土づくり・堆肥づくり」です。落葉舞う園内で、土や堆肥づくりについて学びます。









