【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第14回目 宿根草の管理
2025年9月27日土曜日、2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第14回目「宿根草の管理」の実習を百合が原公園で行いました。講師は当協会職員で百合が原公園勤務の奥野順平が担当しました。
まずは講義で、宿根草の種類、株分けを行う目的・目安・時期・方法などを学びました。
また、株分け後に植える苗については、3年後・5年後の姿を見据えて植えることの重要性も学びました。
続いて、園内の「世界の庭園」へ場所を移し、シベリアアヤメの株分けの実習を行いました。
講師のデモンストレーションのあと、受講者のみなさんも株分けを行います。
まず、シベリアアヤメの株の周りにスコップを入れて掘り取ります。
掘り取った株は、水を張ったバケツの中に入れ、水を十分に吸わせます。
続いて、表面の土と地中の土を入れ替える「天地返し」を行い、残った草や根をレーキなどを使って取り除きます。その後、落ち葉堆肥などの土壌改良材を入れて耕運、転圧を行い、床作りをします。
初めてレーキを扱う方も多くいらっしゃいましたが、みなさん上手に作業されていました。
いよいよ、整った土に植え込みを行います。
メジャーの位置に沿って等間隔に植え込みをして完成です。
体力を使う作業でしたが、みなさんのチームワークが素晴らしく、あっという間に終わりました。
受講者の中には、「株分けを実際に行うのは初めてでしたが、講義の説明がとてもわかりやすく、実習作業も教え方が丁寧で内容がよく理解できたので、自分一人でもできる気がします。」「意外にかんたんにできたので、自宅でも実践してみようと思います。」という方もいて、今回の実習が自信につながったようです。
来春の開花が今から楽しみですね。是非、今回学んだ知識や経験を今後のガーデニング活動に役立ててください。










