✿ガーデニング講座⑦ 宿根草の株分け✿
百合が原公園で、宿根草株分けの実習を9/6(土)に行いました。
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株分けの作業はいつもに増して体を動かすので、ケガ予防にラジオ体操で気合いを入れます!
体がほぐれたところで、「世界の庭園」へ移動しました。世界の庭園は、5/17(土)の実習で作成したコンテナ花壇を設置した場所で、札幌市の3つの姉妹都市を代表する庭園と、日本庭園で構成された有料エリアです。
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世界の庭園に入ってすぐ右側にある、あずまや前の「ギボウシ」をまず株分けしました。下の画像は品種が違うギボウシですが、園内ではこのようなピンクのかわいらしい花が咲いていました。
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| ↑ユリ科 ギボウシ属 サマーフラグランス |
もりもり旺盛に育ったギボウシを、まず全て堀り上げました。
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みなさん、せっせとシゴトが早いです! あっという間に全ての堀り上げが完了しました。きれいに掘り上げた株の根は、ホースで水洗いしてから水の入れたトレイにつけておきます。
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ギボウシが植えられていたところにはピートモスを入れ、剣先スコップで掘り返して土壌改良をします。太い根に苦戦しましたね(>_<)
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硬くなっていた土がやわらかくふかふかになりました↓
表面をならし、縁をきれいに整えて午前中はおしまい。同じ場所だったとは思えないほど、すっきりしました。
さて午後の部を始める前に、6月に植えた一年草花壇を見てから実習場所へ移動しました。
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↑7月2日のコキア |
↑6月7日のコキア |
| ↑9月6日のコキア |
あんなに心細かったコキアが、こんなにも立派になって・・・!成長ぶりにジーンときました。
ふたたび、世界の庭園にて。
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トレイにつけておいたギボウシを、根元を持って両手を使いギュッギュと前後にねじり動かして根をほぐし分けていきます。なかなかすんなりとほぐれてくれません。先生、このくらいのサイズでよいでしょうか?
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やわらかくした土は、足で踏み踏みして転圧してから、株分けしたギボウシを広い間隔で植え直します。さきほどから比べるとこんなに空いていてよいのかしら?と不安になるくらいですが、大丈夫です。また2・3年ほどするともりもり大きくなるのです。植えたら水をたっぷりと。
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それからウッドチップを土の上に敷きつめます。このウッドチップは、百合が原公園内の剪定枝などを植物リサイクルしたものです。均等にならしたらここは完成!
ギボウシが終わったら、次は瀋芳園の前あたりのシベリアアヤメにとりかかります。
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園路側の日当たりがよい部分の株が増えて込み合っているので、ギボウシ同様に掘り上げましたら、
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親指くらいの幅に生長したものを株分けします。選抜メンバーを決めているところ。ベンチ入りはこのコにしよう。
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実習では時間の都合上、ここの一部のみ株分けをし、残りはスタッフが行うことにしました。さきほど同様、土の上にウッドチップを敷き詰めまして
完成!スッキリしました★
スコップを力いっぱい使ったり、かがんで力を入れたりといつもよりも体力を使う作業でしたね。次回も穴を掘ったりと楽しい作業になると思いますのでお楽しみに^^
【番外編・これはなにかな?】
100均のおもちゃのような、少々グロテスクなこちらの物体。園内の植物だそうですが、、
春に白い花をつける、アレです。
「キタコブシ」!
ボコっとした部分をむいてみると、オレンジの実がでてきました。ひっぱると、繊維のような白い糸状のものにつながっているオレンジの実。においをかいでみると、どこかしら柑橘系のようなかおり。。悪くない。
あの白い雰囲気から想像がつかなかったので、ちょっとオドロキでした。































