【2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座】第7回目 コンテナガーデンづくり
2025年6月14日土曜日、2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座第7回目「コンテナガーデンづくり」の実習を円山公園パークセンターで行いました。講師は当協会職員で旭山記念公園主任の岡田宗之が担当しました。
まずは、資料をもとにコンテナガーデンのデザインと管理のポイントについて学んでいきます。
デザインについては、どういった寄せ植えを作りたいかを周囲の景観も含めてイメージしてみると良いとのことで、園芸雑誌やインターネット等で見た寄せ植えを再現したり、ハーブや野菜、花色などテーマを決めてデザインしてみる方法等があると説明がありました。
また、デザインのほかにも植物の組み合わせや置き場所、用土、水やり方法などコンテナガーデンを育てる上で必要なポイントを学びました。
続いて、パークセンター隣の広場に移動し、実習を行っていきます。
最初に用土を準備します。水はけが良く、水持ちの良い土にするために、今回はピートモス系の有機質用土と赤玉土に緩効性肥料を加えて配合していきます。みなさん協力して大きな袋に入った用土や肥料をブルーシートの上でスコップを使い混ぜ合わせます。
次に講師から花苗を植える際のポイントの説明です。
根付きを良くするために植える前に咲いている花を切ることやコンテナに土を入れた後に指を立てながら入れて整えること、コンテナとして使用するモルト樽の重量を押さえるために発砲スチロールをネットに入れたものを鉢底石の代わりに使用するなど様々なポイントを教えていただきました。
いよいよ二人一組になって一基のコンテナガーデンをつくっていきます。
今回のコンテナガーデンは、ピンクとブルーをメインしたデザインで、配置イメージを確認しながら、ダリアやサルビア、ペチュニアなど7種類の花苗を植えます。
ペアの方とデザイン配置や切り戻す脇芽の位置などを確認しながら行っていきます。
5月の百合が原公園での実習で学んだ植える前に花芽を切り戻す知識や経験がみなさん活かされているようでした。
今回、作成したコンテナガーデンは、受講者のみなさんと継続してメンテナンスを行っていく予定です。自分たちで植えた花の手入れをしながら、コンテナガーデンが変化していく様子を一緒に見守っていきましょう。











