【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第10回目 ガーデン見学会
2024年7月6日土曜日、令和6年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第10回目ガーデン見学会を滝野すずらん丘陵公園で開催しました。
滝野すずらん丘陵公園は北海道唯一の国営公園です。約400haの広大な園内は4つのゾーンに分れており、季節の移り変わりとともにさまざまな景色を見せてくれます。
今回はその中心ゾーンに位置する「カントリーガーデン」を見学しました。
はじめに、滝野管理センター松村植物管理係長から公園の概要と活動しているボランティア団体について説明がありました。
滝野には、カントリーガーデンを案内する「フラワーガイドボランティア」と滝野の森ゾーンの魅力を伝える「滝野の森クラブ」の2つのボランティア団体があるとのこと。今回の見学会も普段ガーデンツアーで活躍されている‘フラワーガイドボランティア’の佐藤さん、竹内さん、横堀さんにご案内いただきました。
いよいよガイドのスタートです。東口ゲートを入ると、色鮮やかな花々で装飾された公園キャラクターの「きのたんバス」がみなさんを出迎えてくれます。
カントリーハウスの周りを彩ったハンギングバスケットも素敵で受講者のみなさんも思わずシャッターをきってしまいます。
「花のまきば」という中心ゾーンに足を運ぶと、見頃のネペタや咲き始めのラベンダー、ストライプに植栽されたサルビアが咲いていました。
「もふもふガーデン」では、センニチコウやバーベナ、ジニアが見頃で、どの花も大人の膝下あたりの草丈の花々が咲いています。
実はそれには理由があり、小さいお子さんの写真撮影の際、お花がその目線にくるように工夫しているとのことでした。
「花人の隠れ家」には本物のグランドピアノを土台にしたピアノの花壇が訪れた人を楽しませてくれました。
カントリーハウスの屋上に作られた「くらしの花園」には、たくさんのハーブ類が植栽されていて、そこで見つけたカレープラントの香りを嗅いでみると、スパイシーなカレーの香りがして、もうすぐお昼の12時だったこともあり、「おなか空いてきたね」とお話される方もいました。
当日は小雨がぱらつく中での見学会となりましたが、フラワーガイドボランティアのお三方の豊富な知識と丁寧な案内のおかげで、受講者のみなさんの表情には明るい笑顔が溢れていました。ガイドさんが一緒だと、知らずに通り過ぎてしまいそうな場所も楽しい空間に変わりますね。
フラワーガイドボランティアによるガイドツアーは東口休憩所「花の情報館」にて受付しています。
また季節を変えて、ガイドの方と一緒に四季折々の花々を楽しんでみてはいかがでしょうか。












